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幸せな働き方を考える > 幸せな働き方を考える 02

幸福の心理学


概要:
心理学における幸福論では、人は努力や苦労を積み重ねて成功することで幸福感が得られるとされてきたが、近年の研究でネガティブ側面の除去に注力しても幸福にはつながらないことが判明した。
米国の心理学者セリグマンは、幸福を感じて生きているからこそ成功できる。努力・苦労の呪縛から逃れることが重要だとするポジティブ・サイコロジーを提唱した。
本番組では、幸福感の高い人間の資質を明らかにし、社員の幸福度が高い企業を作るべく、いかにして幸福感を高めていけばよいかを提示する。
過去の心理学では、人が幸福になるための研究は、約92%がネガティブ側面に対して行われ、カール・ロジャーズのカウンセリング論などでネガティブ側面の除去に注力してきたが、それが幸福につながらないことが分かった。
米国の心理学者セリグマンは、1998年にポジティブ・サイコロジーを提唱し、幸福感を持った人が成功することを突き止めたが、相当な期間、過去のパラダイムが信じ続けられてきた。周囲から見ると、本当は幸せでなくとも成功した人は幸せに見えてしまうという認知のゆがみが解消できない。多くの人はまだ、幸福な人が成功する実例を経験していないなどの理由から、人は努力・苦労の呪縛から逃れられず、ポジティブ・サイコロジーへのパラダイム転換が困難になっている。

私たちは、奪う・奪われる「支配」という関係性から、与え・与えられる「交換」という関係性へ転換し、お互いが幸福になれる前向きの状態に変化しなければならない。そこには、努力・苦労といった概念は存在しなくてもよい。医療現場では、作り笑いでも自己免疫力が高まるとの報告があるように、現在置かれている状況でも、無理やり幸福だと思うことで、幸福感は高まり、成功確率は上昇する。
幸福感を高めるためには、自分から行動を起こす勇気。やましいと思うことは行わない正義。モノより思い出を大切にする節制。常識にこだわらず自分で最適を考える創造性。多くの時間を人と一緒に過ごす関係性。自分から親切にし、相手に楽しくなってもらうよう努める人間性が大切だ。夢や目標を持ち、他者と比較せず、毎日幸福だったことを三つ書き留めることを実践するのもよい。

幸福感は結果ではなく、成功の前提である。旧態依然とした支配や依存という関係の継続は、組織やメンバーを不幸にする。まずは経営トップ、管理者が幸福になり、社員が勇気、正義、節制、創造性、関係性、人間性の条件を満たすように導いていくべきだ。
社員の幸福感が高まれば、企業はより強い体質へ変化できるだろう。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 幸福の心理学
00: 01: 23 今回の流れ
00: 01: 55 ポジティブ・サイコロジー(1)
00: 03: 57 ポジティブ・サイコロジー(2)
00: 05: 38 ポジティブ・サイコロジー(3)
00: 07: 23 ポジティブ・サイコロジーの基本パラダイム(1)
00: 07: 34 ポジティブ・サイコロジーの基本パラダイム(2)
00: 07: 38 ポジティブ・サイコロジーの基本パラダイム(3)
00: 07: 40 ポジティブ・サイコロジーの基本パラダイム(4)
00: 08: 47 ポジティブ・サイコロジーの基本パラダイム(5)
00: 08: 51 ポジティブ・サイコロジーの基本パラダイム(6)
00: 08: 54 ポジティブ・サイコロジーの基本パラダイム(7)
00: 08: 56 ポジティブ・サイコロジーの基本パラダイム(8)
00: 15: 46 幸福に関するパラダイム転換の難しさ(1)
00: 18: 00 幸福に関するパラダイム転換の難しさ(2)
00: 19: 06 幸福に関するパラダイム転換の難しさ(3)
00: 21: 11 幸福に関するパラダイム転換の難しさ(4)
00: 25: 47 支配という関係性(1)
00: 25: 48 支配という関係性(2)
00: 26: 02 支配という関係性(3)
00: 26: 04 支配という関係性(4)
00: 26: 09 支配という関係性(5)
00: 26: 12 支配という関係性(6)
00: 28: 07 支配という関係性(7)
00: 28: 26 支配という関係性(8)
00: 29: 48 交換という関係性(1)
00: 29: 50 交換という関係性(2)
00: 30: 32 交換という関係性(3)
00: 30: 33 交換という関係性(4)
00: 30: 36 交換という関係性(5)
00: 30: 37 交換という関係性(6)
00: 30: 40 交換という関係性(7)
00: 34: 30 交換という関係性(8)
00: 36: 36 相互依存という関係性(1)
00: 36: 37 相互依存という関係性(2)
00: 37: 06 相互依存という関係性(3)
00: 37: 08 相互依存という関係性(4)
00: 37: 11 相互依存という関係性(5)
00: 37: 12 相互依存という関係性(6)
00: 37: 38 幸福感と相関を持たないもの(1)
00: 38: 19 幸福感と相関を持たないもの(2)
00: 39: 10 幸福感と相関を持たないもの(3)
00: 39: 58 幸福感と相関を持たないもの(4)
00: 40: 36 幸福感と相関を持たないもの(5)
00: 43: 40 幸福感を低下させるもの(1)
00: 43: 45 幸福感を低下させるもの(2)
00: 43: 55 幸福感を低下させるもの(3)
00: 44: 24 幸福になるために(1)
00: 44: 49 幸福になるために(2)
00: 45: 25 幸福になるために(3)
00: 45: 37 幸福になるために(4)
00: 46: 15 幸福な人とは?(1)
00: 48: 15 幸福な人とは?(2)
00: 49: 59 幸福な人とは?(3)
00: 52: 11 幸福感を高めるために(1)
00: 52: 22 幸福感を高めるために(2)
00: 53: 48 幸福感を高めるために(3)
00: 54: 48 幸福感を高めるために(4)
00: 55: 33 幸福感を高めるために(5)
00: 55: 52 幸福感を高めるために(6)
00: 56: 36 幸福感を高めるために(7)
00: 57: 26 社員の幸福のために(1)
00: 57: 58 社員の幸福のために(2)
00: 58: 21 社員の幸福のために(3)
00: 59: 05 今回のまとめ
講師紹介: 川上 真史(かわかみ しんじ)
ビジネス・ブレークスルー大学 経営学部 グローバル経営学科 専任教授 同 大学院 経営学研究科 教授 Bond大学大学院 非常勤准教授 株式会社タイムズコア代表 明治大学大学院兼任講師 株式会社ヒュ-マネージ 顧問
京都大学教育学部教育心理学科卒業。産業能率大学総合研究所、ヘイ・コンサルティンググループ、タワーズワトソン ディレクター、株式会社ヒューマネージ 顧問など経て、現職。
数多くの大手企業の人材マネジメント戦略、人事制度改革のコンサルティングに従事。
近著に『コンピテンシー面接マニュアル』、『できる人、採れてますか?―いまの面接で、「できる人」は見抜けない』(共著・弘文堂)、『仕事中だけ「うつ」になる人たち―ストレス社会で生き残る働き方とは』(共著・日本経済新聞社)、『会社を変える社員はどこにいるか―ビジネスを生み出す人材を育てる方法』、『自分を変える鍵はどこにあるか』、『のめり込む力』(ダイヤモンド社)、『最強のキャリア戦略』(共著・ゴマブックス)など。

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  アシスタント:田幸 知有紗

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