ビジネス・ブレークスルーHOMEへ | 会社概要 | BBTサービス一覧 | サイトマップ | BBTサイトについて | お問い合わせ一覧 |

ログイン
世界に出ていく日本の農業 > 世界に出ていく日本の農業 02

世界が私の農場
ゲスト:渡邉隆信氏(株式会社秀果園 代表取締役)


概要:
景気低迷が続く日本では、伸び悩む国内市場に見切りを付け、拡大する世界市場に活躍の場を求め、高品質な農産品を提供できる技術力を武器に海外で出ていく農業従事者が増えている。本番組では、ブドウ栽培を中心に、新たな商品開発などでニーズを創出し事業を拡大し続ける株式会社秀果園代表取締役の渡邉隆信氏をお招きし、フィリピンでのブドウ栽培経験や、タイ、オーストラリアなどにおける海外果物事情を伺い、日本で培われてきた農業ビジネスが世界で通用している好事例を紹介する。
渡邉氏は、1958年長野県生まれ、高校卒業後1980年から10年間フィリピンにてブドウ関連ビジネスに従事する。自分の農産物に値決めもできない農協頼みの農業はビジネスではないと考えるようになり、2003年に実家の秀果園で農業ビジネスを開始、2010年に株式会社秀果園を設立、代表取締役に就任した。現在は海外へも活動の場を広げている。
日本の市場は、高度経済成長期に行われてきた大量生産大量消費行動に慣れ切ってしまい、農産物においても、一般的には薄利多売の商売を強いられている。誰のために、何を、どういうスペックで、幾らでどのように売るか、販売戦略を明確にしない限り、農産物価格を農家がコントロールすることは難しい。

長野県に位置する秀果園は、昭和31(1956)年に高級ブドウの巨峰を定植して以降、半世紀以上高級果物を生産し続けてきた。経営安定化のため、低価格に推移する既存市場に頼り過ぎることなく、売れないもの、安く投げ売りをしなければいけない商品でも、付加価値を付けて高値で販売するために、「完熟巨峰100パーセントジュース」「巨峰のパウンドケーキ」「ヨーグルトソース浅間の雫」などの加工品生産を手掛ける。高額販売できるニッチ市場を創出すべく、富裕層の需要に特化できる販売ルート、システムの開拓も行ってきた。直営店による販売、顧客への直送も行い、お客さまの望む品質、品種、サービスを絞り込むことで効率的な事業運営に努めている。さらに、世界の追随を許さない高品質のブドウ栽培技術を武器に、秀果園ブランドによる開園をサポートする事業も海外で開始した。

日本の高級果物生産事業は、感動するほどおいしい品種、きめ細かな生産技術、小規模でも安定経営が見込める経営手法をセットで売り込むことで、世界に広がるポテンシャルを持っている。栽培、加工、販売、ブランディングまで含めた総合ビジネスとして力を持っている農家が海外へ事業展開することで、日本農業の新たな可能性が見える。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 世界が私の農場
00: 01: 00 プロフィール
00: 03: 14 ○モ秀果園巨峰栽培半世紀の歴史
00: 11: 41 魅力有る商品(1)
00: 16: 11 魅力有る商品(2) 加工品
00: 18: 18 資料
00: 20: 40 魅力有る商品(3) 高級食材
00: 23: 33 <新商品開発>
00: 35: 53 フィリピンにて 1982年~84年 試験圃場へぶどう苗木定植後
00: 38: 51 フィリピンにて
00: 43: 35 Made by Japanese in Victoria オーストラリアのぶどう視察2010(1)
00: 47: 55 Made by Japanese in Victoria オーストラリアのぶどう視察2010(2)
00: 55: 04 タイ国 高級スーパーマーケット(1)
00: 55: 12 タイ国 高級スーパーマーケット(2)
講師紹介: 浅川 芳裕(あさかわ よしひろ)
月刊「農業経営者」副編集長 1995年エジプト・カイロ大学文学部東洋言語学科セム語専科中退。ソニーガルフ(ドバイ)勤務を経て、2000年、農業技術通信社に入社。若者向け農業誌「Agrizm」発行人、ジャガイモ専門誌「ポテカル」編集長を兼務。

『浅川 芳裕』をamazon.co.jpで検索
  アシスタント:大里 希世

Copyright(c)