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BPUプロフェッショナル系 Information Technology > ITライブ195:江崎 浩

グリーンヒルズ構想とこれからのエネルギー
ゲスト:伊原 学氏(東京工業大学大学院理工学研究科 化学専攻/環境エネルギー機構 准教授)


概要:
鉄道の沿線に目立つ未来の建物のような東京工業大学グリーンヒルズ1号館は、建物全体として60%以上のCO2削減を行い、電力の自給自足を実現した世界でも類を見ない建物である。さらに太陽電池や燃料電池の最先端の研究機関であり、高い機能美と都市景観との調和を兼ね備えた環境エネルギーのショーケースである。同館の推進者である東京工業大学伊原学准教授に、グリーンヒルズ構想の全体像とこれからのエネルギーについて聞く。
東京工業大学グリーンヒルズ1号館のエネルギーシステムの設計コンセプトは、(1)徹底した省エネルギー化の推進、(2)エネルギー需要に合致した高効率分散発電システムの導入、(3)分散電源と外部電力の連携による電力供給の総合的なマネジメントである。
同館の太陽光パネルは建物に張り付けて設置するのではなく、自立した建造物として設計されており、4570枚のパネルを設置し、650ワットの出力が可能である。
一般に太陽光発電も燃料電池など環境エネルギーは効率性が低く主力電源にはなりえないと考えられているが、施設を徹底的に省エネルギー化することで、環境エネルギーが主力になることは可能であると伊原准教授は考えており、それを実現しているのが同館である。さらに同館では、様々なタイプ、メーカーの太陽光発電、燃料電池を設置しており、最先端の研究塔としての役割を担っている。 災害時などに力を発揮するのが環境エネルギーであるが、それを安定的に供給するためにはそれを制御する仕組み(スマートグリッド)が必要になる。同館ではIT技術を駆使して、電力や温度、湿度、空調のデータを集めて管理し“見える化”することで、省エネルギー化を実現している。
今後、同館では、様々な環境エネルギーの実証研究に取り組み、その情報を発信する拠点になっていく。同館は、通常の状態では、省エネルギーに取り組んでいるが、災害時などでは、エネルギー供給の拠点になることもできる。将来のエネルギーシステムや都市像の変化に備えて、東京工業大学のキャンパスが、これからの都市のモデルケースになればいいと考える。グリーンヒルズ構想とは、こうした都市づくりを通じて、日本のものづくりの強みを集約させていくことである。
この構想は、ITのアーキテクチャーにそのまま通じるものである。今後は、大学のキャンパスだけではなく、工場やプラントでも応用していくだろうと考える。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 グリーンヒルズ構想とこれからのエネルギー
00: 06: 27 伊原 学
00: 07: 38 経緯
00: 08: 54 朝日新聞
00: 09: 49 東工大 環境エネルギー機構の研究拠点 グリーンヒルズ1号館(環境エネルギーイノベーション棟)
00: 10: 39 東京工業大学 グリーンヒルズ1号館 (環境エネルギーイノベーション棟)
00: 12: 10 建築概要
00: 14: 45 環境エネルギーイノベーション棟(EEI棟) 6つの基本コンセプト(1)
00: 14: 47 環境エネルギーイノベーション棟(EEI棟) 6つの基本コンセプト(2)
00: 15: 18 環境エネルギーイノベーション棟(EEI棟) 6つの基本コンセプト(3)
00: 16: 19 環境エネルギーイノベーション棟(EEI棟) 6つの基本コンセプト(4)
00: 16: 47 環境エネルギーイノベーション棟(EEI棟) 6つの基本コンセプト(5)
00: 19: 16 環境エネルギーイノベーション棟(EEI棟) 6つの基本コンセプト(6)
00: 20: 17 環境エネルギーイノベーション棟(EEI棟) 6つの基本コンセプト(7)
00: 22: 14 エネルギーシステムの設計方針(1)
00: 23: 07 エネルギーシステムの設計方針(2)
00: 23: 54 エネルギーシステムの設計方針(3)
00: 24: 00 エネルギーシステムの設計方針(4)
00: 26: 36 太陽電池による発電システム (1/3) 1
00: 29: 04 太陽電池による発電システム (1/3) 2
00: 29: 34 太陽電池による発電システム (1/3) 3
00: 29: 42 太陽電池による発電システム (1/3) 4
00: 30: 40 太陽電池による発電システム (2/3) 1
00: 30: 52 太陽電池による発電システム (2/3) 2
00: 33: 06 太陽電池による発電システム (2/3) 3
00: 33: 40 太陽電池による発電システム (2/3) 4
00: 34: 30 EEI棟太陽電池パネルの種類とメーカー
00: 35: 39 太陽電池設置の設計の流れ
00: 37: 15 南面ルーバー部の開口率、傾斜角の検討(1)
00: 38: 42 南面ルーバー部の開口率、傾斜角の検討(2)
00: 38: 51 資料
00: 40: 37 太陽電池の種類
00: 41: 40 “電解質材料と運転温度”で分類される燃料電池
00: 42: 26 燃料電池による発電システム(1)
00: 42: 41 燃料電池による発電システム(2)
00: 42: 53 燃料電池による発電システム(3)
00: 45: 27 東京工業大学 環境エネルギーイノベーション棟のエネルギー設備の概要
00: 45: 49 EEI棟のエネルギーシステムによるCO2削減効果
00: 46: 12 自然エネルギーの存在感、災害のリスク(1)
00: 46: 24 自然エネルギーの存在感、災害のリスク(2)
00: 47: 28 東京工業大学 Smart Grid Management System “Ene-Swallow”(1)
00: 48: 33 東京工業大学 Smart Grid Management System “Ene-Swallow”(2)
00: 52: 59 Big change of source of electricity in Japan after Tohoku big earthquake
00: 54: 38 本研究棟の設計結果が示す意味とは?(1)
00: 54: 55 本研究棟の設計結果が示す意味とは?(2)
00: 55: 12 本研究棟の設計結果が示す意味とは?(3)
00: 55: 20 本研究棟の設計結果が示す意味とは?(4)
00: 55: 48 本研究棟の設計結果が示す意味とは?(5)
00: 56: 25 安全・安心な低炭素社会へ 東工大 グリーンヒルズ構想(1)
00: 57: 26 安全・安心な低炭素社会へ 東工大 グリーンヒルズ構想(2)
講師紹介: 江崎 浩(えさき ひろし)


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  アシスタント:安田 真理

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