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メコン経済圏のビジネス動向 > メコン経済圏のビジネス動向 03

ミャンマー、ラオス、カンボジアの現状及び今後の課題


概要:
ASEAN(東南アジア諸国連合)諸国では6億人に達する豊富な人口や自然資源を背景にビジネスシーンが広がっている。今回はメコン経済圏でタイ・ベトナムに次いで期待の高まるミャンマー・カンボジア・ラオスに焦点を当てる。日本での3国は、いまだに軍事政権や内戦のイメージが強いが、世界経済界では「ラストフロンティア」とされ、最後に残った魅力的な地域との位置付けだ。小原氏は、3国を戦場ではなく市場と捉え、ビジネスチャンスと事業メリットはどこにあるかをリスク面にも言及しながらアドバイスする。
ASEANに熱い視線が注がれるのは、増加する若年人口が労働力のみならず、中間購買層を形成して大きな消費市場になると考えられるからだ。2015年に予定されるアセアン経済共同体が発足して自由貿易体制が整えば市場はさらに活発になる。
中でもミャンマー・カンボジア・ラオスは、ベトナムよりも安価な労働力を抱え、潜在的消費ポテンシャルの大きい新興国として注目を集めている。
特にミャンマーは、長い軍事政権時代を経て民主化体制に移行し、アメリカの経済制裁が緩和されると早速、進出希望企業が集中する「早い者勝ち」状態だ。同国のダウェーから、タイ、カンボジアを通り、ベトナムのダナンに至る「経済回廊」という物流路が整備されつつある。マラッカ海峡を経由せずにインドシナ半島を陸路で短絡する横断ルートは、メコン経済圏動脈と期待される。
自然資源の豊富な同国の人口は、2020年には1億人に達しそうだ。識字率が高く真面目で親日的な国民は、日本企業とは波長が合いやすい。ただ外資規制が強化されたことは注意を要する。逆に外資が優遇されているのが内戦で制度面が未成熟のカンボジアだ。外資誘致に積極的で、法人税免除の制度もあり、ビジネス面では英語が問題なく使える。
同国はタイとベトナムに国境を接し、地理的優位性も有する。ラオスは、なじみが薄いが、豊富な水資源による水力発電で電力を隣国に販売していることは注目に値する。世界遺産があり観光収入は4割を占める。人口は約600万人で市場性は少ない。3国とも人件費は安い一方、インフラの未整備も共通だ。現地の人と共に一からビジネスを立ち上げていく苦労も達成感もあろう。政治体制はラオスを除き不安は残る。
小原氏は、現地に行って状況を肌で体得した上で事業の擦り合わせをする「臨場知」が何より重要と説く。中国・韓国など世界中から潜在市場へ向けての競争が激化しているが、日本は政府開発援助で支援してきたベースが生かせる。いまこそ他国に負けないスピード感でビジネスチャンスをものにしてほしい。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 ミャンマー、ラオス、カンボジアの現状及び今後の課題
00: 00: 59 講座の概要
00: 01: 27 資料
00: 02: 29 21世紀は「アジアの時代」 注目されるアセアンマーケット
00: 03: 22 所得の伸び率が高い
00: 04: 03 所得の伸び率では、BRICと肩を並べる勢い
00: 04: 42 中間所得層の大幅な増加が予測される
00: 05: 56 中間層増大に伴い消費市場としても魅力的なアセアン
00: 07: 04 若い世代が消費を牽引
00: 08: 24 2015年、アセアン経済共同体設立
00: 11: 15 アセアンを取り巻く各国の思惑
00: 14: 10 時代と共に変遷する日本の製造拠点
00: 15: 37 中国、タイ、ベトナムプラスワンはどこか 人件費高騰により新たな進出先を探す製造業
00: 16: 32 MCLに対するイメージは過去のモノ
00: 17: 57 “戦場から市場へ” アジアのラストフロンティアとなるか?
00: 19: 51 ミャンマー連邦共和国
00: 20: 25 軍事政権の終わり、ミャンマーの夜明け
00: 23: 26 成長を続けるミャンマー経済
00: 23: 56 ミャンマー市場の魅力
00: 24: 50 ミャンマーの地理的優位性
00: 26: 58 ミャンマー進出の利点とリスク
00: 32: 51 ヤンゴンの様子
00: 34: 56 カンボジア ビジネス概況
00: 35: 21 カンボジア王国
00: 36: 09 プノンペンの様子
00: 37: 27 カンボジアの主要産業
00: 38: 24 縫製産業が経済成長をけん引
00: 39: 16 日本企業の進出増加
00: 42: 08 カンボジア進出の利点とリスク
00: 47: 16 ラオス ビジネス概況
00: 47: 42 ラオス人民民主共和国
00: 48: 39 ビエンチャンの様子
00: 49: 56 世界遺産ルアンパバーン
00: 50: 34 脱最貧国を目指す東南アジアのバッテリー
00: 51: 34 ラオスの主要産業(1/2)
00: 52: 37 ラオスの主要産業(2/2)
00: 54: 02 ラオス進出の利点とリスク
00: 56: 58 新興国の事業展開では「臨場知」の体得が重要
講師紹介: 小原 祥嵩(おはらよしたか)
ハバタク株式会社 取締役
IBMビジネスコンサルティングサービス株式会社(現、日本IBM)へ入社。戦略コンサルタントとして複数業界・業種のクライアントに対する組織・業務変革の支援を行う。 2010年、ハバタク株式会社を設立。現在はベトナムを拠点に日本企業・人のメコン地域を中心としたアセアン地域への事業展開支援を行うと共に、各国のイノベーター達と日本人のビジネス共創プラットフォーム構築を行っている。

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  アシスタント:木次 真紀

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