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BPUプロフェッショナル系 組織人事 > 組織人事ライブ574

テルモメディカルプラネックスの次世代型顧客関係性構築
ゲスト:高木俊明氏(テルモ株式会社 取締役上席執行役員研究開発本部統括 兼 テルモメディカルプラネックス管掌)


概要:
テルモ株式会社が運営する「メディカルプラネックス」は、顧客のトレーニング施設として2002年に設立された。医療従事者用にプログラミングされたシナリオを提供し、技術向上と人材育成に役立ててもらうことが目的であるが、企業と病院等の顧客との信頼関係を築く上でも重要な役割を果たしている。忠実に現場を再現した内部を公開し、実際に行うシミュレーションの流れ等を、高木利明氏に解説していただく。最新式のトレーニングノウハウは、医療界だけではなく、人材教育に関わるすべての方の参考になるだろう。
テルモの事業領域は、心臓血管、ホスピタル、血液システムの三つだが、特に心臓血管領域の治療法であるカテーテルデバイスの技術進歩は目覚ましい。短期間入院、部分麻酔といった患者に優しい治療法は世界的な需要を集めている。医療機器の進歩に伴い、施術側の技術向上も必須であるが、昨今は複雑かつ高度化された現場環境への悩みや不満も少なくない。医療事故の不安を訴える声も多く、実際に起きてしまっていることも事実である。同社の企業理念は「医療を通じて社会に貢献する」、シミュレーション体験により医療の質を上げ、事故を未然に予防するという観点からトレーニング施設の設立に至った。
メディカルプラネックスには常に最新鋭の医療設備が用意されており、希望に沿ったシミュレーションを現場感覚で行うことができる。利用者は医師、看護師、薬剤師、臨床工学技師、医学生等、医学界全体を網羅し、自社製品の適正使用トレーニングやカテーテル等ハイレベル製品の訓練、病室内多忙時の対応、抗がん剤調剤といった、日常ではなかなかできないプログラムを体験する。ポイントとなるのは「チーム医療」だ。多様な職種が関わるチームで一緒に学び、いつ誰と組んでも同じ質、技術で医療ができる、相手の立場に立って行動ができることを訓練の目標としている。プラネックススタッフは、施設が開発側と業務側双方をつなぐ場となり、両者の気付きにつながる。医療従事者の人材育成にも貢献でき、メーカーは現場の声をデバイス開発に生かすことができると言う。
実際のトレーニングでは、想定外の事象を起こし、医師の指示の下、看護師や工学技師の行動を演習する。終了後には映像で確認し、チーム内の自分の動きを客観的に見ることができる。命を預かる医療界において実地訓練による人材教育の注目度は大きく、利用者は年間1万人以上で、海外から訪れる医療従事者も多い。テルモの「シミュレーション型研修」は、他業種でのチームワーク強化や、危機対応行動にも転用できると期待される。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 テルモメディカルプラネックスの次世代型顧客関係性構築
00: 01: 14 高木俊明氏 プロファイル
00: 02: 57 テルモメディカルプラネックスの次世代型顧客関係性構築
00: 03: 04 今日の流れ
00: 03: 52 発起人の一人、北里柴三郎博士
00: 04: 35 現在の事業領域は3つ
00: 05: 24 地域別売上高(海外売上比率:51%)
00: 05: 56 血管内治療デバイス
00: 07: 12 医療機器+技術=治療効果
00: 09: 15 医療を取り巻く環境
00: 09: 19 看護職者の職場における悩みと不満
00: 10: 13 医療事故の概要
00: 12: 04 資料
00: 13: 18 テルモメディカルプラネックス
00: 14: 33 プラネックスのトレーニング
00: 15: 55 利用者数の推移
00: 16: 46 来訪者数の内訳
00: 58: 50 今日のまとめ
講師紹介: 高橋 俊介(たかはし しゅんすけ)
慶應義塾大学SFC研究所上席所員
組織・人事に関する日本の権威の一人。プリンストン大学大学院工学部修士課程修了。マッキンゼー・アンド・カンパニー、ザ・ワイアット・カンパニーに勤務後、独立。
人事を軸としたマネジメント改革の専門家として幅広い分野で活躍中。
主な著書に『自由と自己責任のマネジメント』、『自立・変革・創造のマネジメント』、『キャリアショック』、『組織改革』、『人材マネジメント論』など。

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  アシスタント:岩崎 里衣

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