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BPUプロフェッショナル系 組織人事 > 組織人事ライブ573

世界で活躍する日本人プロフェッショナル
ゲスト:合田泰子氏(株式会社ラシーヌ 代表取締役社長)


概要:
合田氏は1987年にボルドー大学ティスティング技術コースを受講、帰国後ワインの仕入れに携わり続け、2003年にラシーヌを設立した。ラシーヌは、ヨーロッパの地方にある優れたワインの造り手を発見し、そこから仕入れたワインを最上の状態で輸送することに尽力してきたワイン専門の輸入会社である。生産者がよりよいワインづくりに挑戦できるように輸送段階でのリスクを引き受けてきたことが功を奏し、ラシーヌが扱うワインの評価は上がる一方である。合田氏に、グローバルで成功するための秘訣を伺う。
ヨーロッパの現地で飲むワインはおいしいのに、日本で飲むとそれほどおいしくないとワイン通は語るが、それには理由がある。どれほどおいしいワインでも、輸送段階で細心の注意を払わなければ品質が落ちてしまうからだ。ラシーヌでは蔵元を出てから顧客の手元に届けるまで、冷蔵コンテナを用いて最上のコンディションを保っている。日本で現地そのままのおいしさで提供することを心掛け、生産者を育成しようと努力しているため、ラシーヌが扱うワインは年々おいしくなるという評価まで受けるようになった。
例えば、ラシーヌでは酸化防止剤をできるだけ使わず無濾過で瓶詰めする自然派ワインを造ることを推奨しているが、そういうワインは扱いが難しく輸送過程で問題が出る場合もある。そこでラシーヌでは出荷した時点で、よいものでさえあれば必ず買い取るという約束をしている。その約束が信じられるから、生産者はよりよいワインをつくるための冒険ができる。優れた造り手の潜在的な能力を引き出すことも大事な仕事だと合田氏は考える。
ラシーヌが世界的名声を得た生産者と取引できるのは、合田氏自身が彼らを発掘したからである。大事なのは、情報網を張り巡らして注目される前の段階で優れた造り手を探し出すことだ。目標を持ち、理想を実現するために深く考えて努力を続ける人は、確実によいワインをつくることができる。合田氏は自らの目で人間性を見抜いて、いち早く優れた生産者との関係を築いてきた。選ばれた人たちのネットワークによって仕事の幅が広がり、日本で最も信頼できるインポーターとの評価を勝ち得たいまでは、エドワルド・ヴァレンティーニやジャンフランコ・ソルデラのような世界有数の生産者とも取引をしている。
グローバルで活躍しようと思うのならば、模倣をしてはいけない。合田氏は自らの感性や価値観を信じて、自分が最上だと思うものを探し出してきた。どんな業界においても、独自の基準を持ってつき進んでこそ、グローバルで通用する仕事ができると、合田氏は語る。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 世界で活躍する日本人プロフェッショナル 「ラシーヌ」合田泰子氏
00: 00: 58 世界で活躍する日本人プロフェッショナル
00: 01: 21 世界で活躍する日本人プロフェッショナルラシーヌ・合田泰子氏
00: 01: 59 合田泰子氏 プロファイル
00: 09: 14 現在の仕事について
00: 20: 56 キャリアについて
00: 37: 55 仕事での評価について
00: 57: 10 グローバルにおける日本人
講師紹介: 高橋 俊介(たかはし しゅんすけ)
慶應義塾大学SFC研究所上席所員
組織・人事に関する日本の権威の一人。プリンストン大学大学院工学部修士課程修了。マッキンゼー・アンド・カンパニー、ザ・ワイアット・カンパニーに勤務後、独立。
人事を軸としたマネジメント改革の専門家として幅広い分野で活躍中。
主な著書に『自由と自己責任のマネジメント』、『自立・変革・創造のマネジメント』、『キャリアショック』、『組織改革』、『人材マネジメント論』など。

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  アシスタント:岩崎 里衣

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