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BPUプロフェッショナル系 組織人事 > 組織人事ライブ572

世界で活躍する日本人プロフェッショナル
ゲスト:河合美宏氏(保険監督者国際機構)


概要:
河合氏は東大卒業後、1983年に東京海上火災保険株式会社に入社、1991年にはフランスINSEADでMBAを取得してOECD保健委員会担当エコノミストとなった。1995年にはポーランド大蔵大臣および保険監督庁長官の顧問に就任、1996年から2000年にかけてイギリスシティー大学で研究し保険博士号を取得。1998年に保険監督者国際機構(IAIS)次長となり、2003年6月から事務局長に就任して現在に至る。国際機関のトップとして活躍する河合氏に、仕事の使命とグローバルで働くために必要なことについて伺う。
IAISは、金融の国際ルールを、保険をベースとしてつくっていく組織である。世界約140カ国、190の保健管理機構がメンバーとして参加、IAISの活動をサポートしている。IAISのスタッフは26名と少人数だが、欧米を中心として十数カ国を代表してきた精鋭ぞろいだ。事務所はスイスのバーゼル、国際決済銀行(BIS)ビルの中にある。河合氏は、保険業務に関する幅広いバックグラウンド、マネジャーとしての実績、海外での長年の経験による国際感覚が評価され、事務局長を任されることになった。
河合氏が国際機関で働くきっかけとなったのは、東京海上から労働省に出向した時にOECDの会議に参加したことで、そこから国際機関で働きたいと思うようになった。実際にMBA取得後にOECDで働くことになったが、この時心に刻んだのは組織全体で情報を共有することの大事さだった。ポーランドにはJICAから派遣されて渡り、OECD加盟に助力した。ここでは、先進国ではない国の現実を知った。この間に研究を進めて博士号を取ったことも、国際的な仕事をするうえで非常に役に立った。
IAISの事務局が創設された1998年当時のスタッフは2名だったが、河合氏はこの組織の可能性を見極めて次長に就任、5年後には事務局長となった。経験学識共に十分に積んできた河合氏は、実績を示し組織にコミットメントを続けることでリーダーシップを示してきた。高い志を持ち、誰の意見にも耳を傾け、必要とあれば決断し実行する。ビジョンを明確にしてスタッフ全員をまとめて導くところも成功の要因となっている。
多くの日本人は河合氏のように、部下の声を聞こうとするし、それが強みになっているのだが、自分の意見を他者に伝える力が欠けている。世界で活躍しようとするなら、まず語学力を磨き、自分の意見を口に出して言う勇気を持たなければいけない。若い人には、大きな夢を持って世界に羽ばたき、日本の国際化に貢献してもらいたいと河合氏は語る。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 世界で活躍する日本人プロフェッショナル「保険監督者国際機構」河合美宏氏
00: 01: 04 世界で活躍する日本人プロフェッショナル
00: 01: 32 世界で活躍する日本人プロフェッショナル
00: 02: 17 河合美宏氏 プロファイル
00: 04: 19 世界で活躍する日本人プロフェッショナル保険監督者国際機構・河合美宏氏
00: 04: 46 現在の仕事について
00: 08: 52 II. What is the IAIS?(1)
00: 10: 23 II. What is the IAIS?(2)
00: 23: 56 キャリアについて
00: 41: 06 仕事での評価について
00: 53: 13 グローバルにおける日本人
講師紹介: 高橋 俊介(たかはし しゅんすけ)
慶應義塾大学SFC研究所上席所員
組織・人事に関する日本の権威の一人。プリンストン大学大学院工学部修士課程修了。マッキンゼー・アンド・カンパニー、ザ・ワイアット・カンパニーに勤務後、独立。
人事を軸としたマネジメント改革の専門家として幅広い分野で活躍中。
主な著書に『自由と自己責任のマネジメント』、『自立・変革・創造のマネジメント』、『キャリアショック』、『組織改革』、『人材マネジメント論』など。

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  アシスタント:岩崎 里衣

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