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インターネットスタートアップ最前線 > インターネットスタートアップ最前線 06

チームラボの事例
ゲスト:猪子寿之氏(チームラボ株式会社代表取締役社長)


概要:
急激に進化するデジタルテクノロジーは、物理的制限のないバーチャル環境をもたらし、現実世界だけでは実現が困難だったコンテンツの創造が可能になった。テクノロジーとデザインなどの境界線が曖昧になり、多ジャンルのクリエーターがともに協働するビジネススタイルが求められている。
本番組では、デジタル領域と現実をシームレスにつなぎ、時代の最先端でビジネスを展開するチームラボの猪子寿之社長をお招きし、ICT技術の発展によって生まれた、新しい日本発インターネットビジネスの可能性を検証する。
猪子氏は、1977年徳島市生まれ、2001年東京大学工学部計数工学科卒業と同時に、ウルトラテクノロジスト集団チームラボを創業する。チームラボは、デジタルテクノロジーとクリエーションを中心に、デジタル領域においてさまざまなものをつくることによって、新たな価値創造や問題解決を図るビジネスを展開する、プログラマー、ロボットエンジニア、建築家などのスペシャリストからなるものづくり集団。これまでに、店舗空間のデザイン、早乙女太一氏の舞台演出などを手掛け、各界から注目を集めている。
例えば、teamLabHangerは、手に取った洋服に合わせ、コーディネート動画などの情報がディスプレーに表示される、顧客の購買意欲を向上させるソリューションだ。欠品商品は、店員のモバイル端末からECサイトへ即時注文する環境も構築。実行動とバーチャル情報がシームレスに融合した販売促進ツールとしてVANQUISHなどの店舗で利用が始まっている。
古くから英国や中国の人たちが、いかにおいしくお茶を飲むかを追求してきたのに対して、日本の人は、お茶を入れる行為そのものに焦点を当て、そこに哲学的意味を見いだしてきた。行為を遊ぶ変形的な趣味が日本独特の文化であり、その文化を世界に発信することが大事だと猪子氏は語る。日本のアートでは手数の多さや繊細さが好まれる。この「やり過ぎ感」をコンセプトに据え、世界一の情報量を持つ手描きの絵として、スカイツリー1階に幅50メートルほどの壁画を設置した。この壁画には、通りを歩く雑多な人物や、下町を練り歩く祭りの行列など、事細かく巨大な東京のディテールが書き込まれ、話題性のあるアートであると同時に、東京を紹介する目玉作品として、来場者増加をもくろんでいる。
チームラボのスタイルは、国立台湾美術館で展覧会が開催されるなど、海外でも評価されている。世界に類を見ない日本オリジナルの事業を展開するチームラボには、日本発インターネットビジネスの新星として今後の活躍を期待したい。
 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 インターネットスタートアップ最前線06
00: 00: 52 猪子寿之さんプロフィール
00: 02: 36 ウルトラテクノロジスト集団チームラボ(1)
00: 02: 53 ウルトラテクノロジスト集団チームラボ(2)
00: 03: 31 ウルトラテクノロジスト集団チームラボ(3)
講師紹介: 小林 雅(こばやし まさし)
ICCパートナーズ株式会社代表取締役
東京大学工学部卒業後、1998年アーサー・D・リトル(ジャパン)に入社。エレクトロニクス・情報機器・通信関連の新規事業戦略立案に従事後、ベンチャー・インキュベーション事業の立ち上げを経験。2001年エイパックス・グロービス・パートナーズ(現グロービス・キャピタル・パートナーズ)入社。2004年同社パートナー就任。累計約400億円のベンチャーキャピタル・ファンドを運用。グリー株式会社などのインターネット・モバイル・ソフトウエア産業の投資を担当。2007年8月に独立し、2008 年1月インフィニティ・ベンチャーズLLP共同代表パートナー。インフィニティ・ベンチャーズ・サミットの企画・運営責任者を務める。2015年9月に退職し、2016年4月より現職。

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  アシスタント:木次 真紀

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