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社会変革型リーダーの挑戦 > 社会変革型リーダーの挑戦 03

【ゲスト対談(1)】
社会~教育~
ゲスト: 松田悠介氏(Teach For Japan)


概要:
「社会変革型リーダー」について解説する当番組では、本講義から、実際にリーダーとして活躍されている方をゲストにお招きし、現状を伺っていく。今回は、特定非営利法人Teach for Japan(TFJ)代表理事の松田悠介氏を迎え、教育界が抱える課題にアプローチした活動内容をお話しいただく。元体育教師だった松田氏は、教育が自身のライフワークとして情熱を注いでいたが、現場で見えてきた問題が「教育格差」だった。義務教育に隠れ、理解されにくい実態があると課題提起し、解決に取り組むTFJの施策を紹介する。
日本では現在、7人に1人の子どもが学校教育での資金援助を必要としている。根底には、世帯年収による教育格差問題と、地域、学校、家庭での子どもを取り巻く環境の崩壊という実情が絡んでいる。昨今の学校は、適切なサポートを提供し、自信をつけさせる場ではなくなった。松田氏は、教員時代から現場での解決策を模索しており、ヒントとなったのは、アメリカ留学時の「TEACH FOR AMERIKA」との出合いだった。教育問題校へ学部卒業生や社会人を教師として派遣させている機関だが、日本型にアレンジさせたのが、2010年に創設された「Teach for Japan」が実施するプログラムだ。環境が厳しい学校へ、正教員と同様の責任を持たせた教師を2年間派遣する。社会人、大学院・学部生の応募者からTFJが選抜し、事前研修は合宿形式で計300時間以上、理論と実習を合わせた実践的なトレーニングを施す。派遣中も万が一の「バーンアウト」に備えて、定期研修や意見交換会等、綿密なサポート体制を敷いている。派遣終了後は各業界でリーダーシップを発揮する人が多く、異業種間同士、横のつながりで刺激を与え合うことも期待されている。

松田氏が教育を目指したきっかけは、中学校時代、いじめに遭ったことだった。克服できたのは、自分を理解してくれる先生の存在があったからだという。この体験を生かすため教職の道へ進んだが、アクションを起こす際、「やりすぎる力」はなかった。現実はアントレプレナー的思考より、現場主義のイントレプレナーが求められる。ただ、教室で子どもたちと向き合うにつれ、次第に社会全体へ視点がいくようになり、教育格差をもっとシステム的に考えようということで、行動の舞台がTFJへ移っていった。
現在は、多くの人に問題の深刻さを理解してもらい、協力者を増やすように努めている。問題意識を感じたら、ぜひアクションを起こしてほしいと呼びかける。一人の強い思いがやがて社会を動かす力になるかもしれない。興味深い活動をされている団体に今後も注目していきたい。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 【ゲスト対談(1)】 社会~教育~ 松田悠介氏(Teach For Japan)
00: 00: 51 イントロダクション
00: 02: 34 ゲストプロフィール
00: 04: 29 7人に1人の子どもが、学校で学習をするために資金的な支援を必要としています。
00: 05: 06 相対的貧困率
00: 05: 44 Phase 01 子どもの学力と親の世帯年収には、密接な関係があります。
00: 06: 29 Phase 02 学力の低い高校と学力の高い高校では、大学進学率に大きな違いがあります。
00: 07: 25 Phase 03 最終学歴の違いは年収に大きな影響を及ぼします。
00: 07: 41 資料(1)
00: 08: 13 資料(2)
00: 11: 40 TEACH FOR AMERICA
00: 13: 43 資料(3)
00: 16: 18 派遣期間中の成果に加え、派遣後に様々なセクターで課題解決に取組む社会的な動きを創出できると考えます。
00: 21: 24 教師派遣プログラム
00: 22: 56 指導力に加え、社会人基礎力に求められるポテンシャルを多面的に評価
00: 26: 07 事前に理論と実習を組み合わせた実践的なプログラムを実施 ・合宿形式による合計300時間以上の研修
00: 28: 14 スムーズな立ち上がりに加え若手人材のバーンアウトを防ぐため、派遣後も継続してサポート
講師紹介: 朝比奈 一郎(あさひな いちろう)


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  アシスタント:坂本安代

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