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> イノベーションライブ73:石倉洋子

人材の能力開発、教育分野におけるイノベーション
ゲスト:坂手康志氏(株式会社IQ3代表取締役社長)


概要:
問いかけ:優れた人材の必要性、個人レベルでの能力開発がいわれていますが、あなた自身はどのようなことを必要としていますか? また、実際に、どんなことをやっていますか?

私たちはスキルアップするためにさまざまな教育を受けますが、どこで受けたらよいか、どの教育機関が自分に適しているのかわかりません。そんなニーズに目をつけたのがIQ3という教育ポータルサイトです。IQ3はホテルのコンシェルジェのような役目を目指しています。すなわち情報が必要な人にはその人にあった情報を与えます。ほんじつはこのIQ3の代表取締役の坂手康治さんをお招きして、お話をうかがいます。


企業が発展して行くためには、いかに有能な人材を確保するのかが大切な問題です。個人も企業に入ってしっかりとした研修があるのか不安です。また社員の能力開発も重要な課題となっています。会社レベルでない教育において、すなわち個人でお金を出して教育を受ける場合、どこでその教育を受けたらよいのか私たちにはわかりにくいという現状があります。そこのニーズに目をつけたのがIQ3です。

●IQ3

IQ3は95年に設立された、教育関係のスキルアップ・ポータルサイトで、インターネットを通じてスクールやオンライン講座や資格を紹介しています。教育というのはあくまで自分に対する投資です。教育というのは武器で、投資をしてリターンを得ることができないければならないのです。IQ3はそういう人に対して支援をするためのサイトです。

IQ3はホテルのコンシェルジェのような役目を目指しています。すなわち情報の必要な人に必要な情報を与えることを目標としています。数ヶ月の成長。今までの教育はフローだったので、ここでの教育はストックすることが出きるので、引退した講師の授業を繰り返し聞いたり、自分のペースで学んだりすることができます。

主なターゲットは18歳から40歳までで、一つ上のランクの職業を目指すビジネスマンです。21世紀になるとデジタルコンテンツにインターネット上で付加価値をつけることが大事になってきます。IQ3はそのデジタルコンテンツのないひとへ情報を流そうとしています。インターネットではほっておくと最大手が結局は勝ってしまいます。そこでブランドが大切になってきます。インターネットにおいてはコンテンツ・技術・サービスが重要です。とくに、いかにいいコンテンツを押さえるかがこれからの勝負のわかれ目になるだろうとIQ3は見ています。

また将来的にはIQ3で学んでとった修了書が何らかの形で資格のようなものになって、履歴書にも書けるようになったらいいだろうと考えています。



●Q&A

Q:インターネットに向いている教育コンテンツはどのような性質のものでしょうか。CD-ROMで提供しているコンテンツとの共通点と相違点なども教えてください。

A:まずは先ほど述べたように、ストックできることです。現在のように環境が激しく変わって、すぐに内容が古くなってしまい、CD-ROMだとアップデートするのが難しいのですが、インターネットだとすぐにアップできます。また、必要なところを必要なだけオンデマンドで繰り返しできます。


講師紹介: 石倉 洋子(いしくらようこ)
一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授
上智大学外国語学部卒業。米国バージニア大学にてMBA取得後、日本人女性で初めてハーバード大学大学院にてDBA(経営学博士号)を取得。1985-1992年、マッキンゼー社で日本の大企業の戦略、組織、企業革新のコンサルティングに従事。その後、青山学院大学国際政治経済学部教授を経て現職。経営戦略、マーケティング戦略、グローバル戦略が専門。行革本部規制改革委員などを兼務。著書に『組織のコアスキル』(NTT出版、1992)、『異質のマネジメント』(共著、ダイヤモンド社、1994)、『戦略経営論』(訳、東洋経済新報社、2002)など。『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』『一橋ビジネスレビュー』等に論文多数。

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  アシスタント:馬場由利子

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