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BPUプロフェッショナル系 Information Technology > シリコンバレーの企業に学ぶ新ビジネスモデル 04

シリコンバレーの企業に学ぶ新ビジネスモデル ~Google~
ゲスト:岩村水樹氏(グーグル株式会社 執行役員マーケティング本部長)


概要:
常にIT時代の最先端を走り、成長を続けるシリコンバレー。この地で活躍するベンチャー企業から最新動向を学び、日本企業がどのようにイノベーションすべきかを考える。
今回はグーグル株式会社、執行役員マーケティング本部長の岩村水樹さんをゲストに迎え、理念やビジネスモデルについて話を伺う。まだ13年目の若い企業だが、いまや時価総額でトップクラスに入るほどの成功を収めている。企業が大きくなっても、なぜイノベーションを続けることができるのか。その考え方やミッションについて迫る。
Googleはインターネットを使った無料の検索エンジンとして知られ、全世界で使用されている。創業時から「世界中の情報を整理し、誰もが簡単にアクセスし、利用できるようにする」という使命を掲げ、現在は112言語に対応、157のドメインを持つほどに成長した。サービス領域も、検索だけでなく、検索連動型広告のAdwords、動画を共有できるYouTube、携帯電話に使用されるAndroid OS、WebブラウザのChromeなど多岐にわたる。収益を担う広告事業では、ユーザーの興味(検索ワード)に合わせて広告を表示するという画期的な技法を使い、注目を集めた。イノベーションを起こすためには、型にはまらず、予測し得ないことにも対応できる柔軟なオペレーションや組織をつくることが大切だという。

発展を続けるGoogleには七つの理念がある。「1:ユーザーのために」生活を楽しく便利にするサービスをつくることで、ビジネスは後から付いてくる。「2:アイデアはどこからでも生まれる」社内メールでアイデアを共有。本社以外から新製品が生まれることも多い。「3:データに基づく判断」広告効果や使い勝手など、全てデータから判断する。「4:大きなアイデアが人を動かす」グローバルな視野で大きな課題に取り組む方が、投資家も技術者も動く。「5:プラットフォームとして」クリエイターがGoogleのサービスを使って世界に発信するなど、基盤として活用してもらうことで市場に浸透する。「6:オープンな世界に」機器やアプリが無料になり、多くの人が開発に関わることで産業全体が活性化する。「7:意義あることを」東日本大震災では、消息情報を共有するパーソンファインダーを震災2時間後に提供するなど、意義のあることをしようという文化が根付いている。

2011年9月には、検索、メール、マップなど、あらゆるサービスにユーザーの評価を付加して共有できる「Google+(グーグルプラス)」を開始した。Googleは常に高い志を持ち、時代や環境の変化に合わせて革新し続ける、新しいタイプの企業だといえよう。

講師紹介: 石黒 不二代(いしぐろ ふじよ)


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  アシスタント:小川 りかこ

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