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BPUプロフェッショナル系 組織人事 > 組織人事ライブ85:川上真史

対人認知のゆがみ --こうすれば解決する--


概要:

「人間関係」には、お互いの種々のスキル不足や誤まった学習、また不安によって、実際には問題がないのに問題だと感じてしまう場合があります。このような自己をも含めた「人」に対する認知のゆがみは、いったいなぜ起こるのでしょうか?今回は前回(組織人事ライブ80)に引き続き、組織の中での人間関係の問題を「認知のゆがみ」という観点から考えていきます。

●対人関係の中での自己認知のゆがみ

1.恣意的な推論;
  客観的な証拠がなくても、自分の思い込みだけで推論を 行ってしまう。

2.選択的な抽象化
  自分のスキーマが正しいと思うような情報以外を無視 し、自分のスキーマに合うように物事を記憶してしまう。

3.過度の一般化
  たった一度の出来事だけでそれが一般的なことであると考えてしまう。

4.誇張と矮小化
  些細な出来事でもいやなことは大げさに受け取り、大切なよりよい出来事を取るに足らないことだと考えてしまう。

5.個人化
  どんな出来事も自分と関連しているように考えてしまう。

6.絶対的二者択一思考
  「オール・オア・ナッシング」的な思考パターン で物事を処理してしまう。

●一般に求められる対人スキル

自分自身を表すスキル
聞き手になるスキル
相手を支援するスキル
恥ずかしさを克服するスキル
関係を選択するスキル
関係を深めるスキル
自己主張するスキル
感情をコントロールするスキル
論理的に対処するスキル

●問題解決の方法

解決には、まず問題に気づくことから始まる。

・何が問題なのか、また、それがどう問題につながるのかを「論理的帰結法」的に理解することが必要である

「論理的帰結法」とは
単にそのことが悪いということを知らせるのではなく、論理的に考え、そのようなことを続けていると、どのような問題に帰結するかを理解することで、問題の本質に気づく方法

・気づきのための方法として

一般的に企業で行われているものに「360度評価」と「面接」がある。面接では、コンピテンシーインタビューを実施する 。インタビューの実施者にはスキルが必要とされるが、本人には結果を納得させやすい。つまり、過去の行動の事実に焦点を当てたインタビューなので、納得し振り返らざるを得ないということである。

・インタビューのキーワード

プロセス → 場面 → 行動 → 結果、現在形と過去形の質問
「あなたは自分の感情をコントロールできますか? 」。イエスと言った場合に、それを受けて、「では、一番最近、自分の

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 対人認知のゆがみ
00: 03: 28 認知のゆがみ1
00: 05: 13 認知のゆがみ2
00: 14: 16 一般に求められる対人スキル1
00: 17: 19 一般に求められる対人スキル2
00: 24: 58 論理的帰結法
00: 27: 46 認知のゆがみ1
00: 28: 27 認知のゆがみ2
00: 34: 10 現在形と過去形の質問
00: 45: 22 行動療法
00: 48: 15 行動療法の方法と対象
00: 51: 01 対人関係上の問題を解決する方法1
00: 56: 29 対人関係上の問題を解決する方法2
講師紹介: 川上 真史(かわかみ しんじ)
タワーズワトソン ディレクター/株式会社ヒューマネージ 顧問
京都大学教育学部教育心理学科卒業。産業能率大学総合研究所、ヘイ・コンサルティンググループを経て、現職。
数多くの大手企業の人材マネジメント戦略、人事制度改革のコンサルティングに従事。
近著に『コンピテンシー面接マニュアル』、『できる人、採れてますか?―いまの面接で、「できる人」は見抜けない』(共著・弘文堂)、『仕事中だけ「うつ」になる人たち―ストレス社会で生き残る働き方とは』(共著・日本経済新聞社)、『会社を変える社員はどこにいるか―ビジネスを生み出す人材を育てる方法』、『自分を変える鍵はどこにあるか』、『のめり込む力』(ダイヤモンド社)、『最強のキャリア戦略』(共著・ゴマブックス)など。

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  アシスタント:日下 千帆

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