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BPUプロフェッショナル系 起業と経営 > アタッカーズ・ビジネススクールアワー115

「儲かる農業」を可能としたナチュラルアートの革新的手法
講師:鈴木 誠(株式会社ナチュラルアート 代表取締役CEO)


概要:
海外では成長産業と言われている農業が、日本では反対に縮小の一途をたどっている。需給関係が明確に出るこの業界で、価格の下落は生産者の赤字に歯車をかけ、農業従事者の数を減らし続けている。講師である株式会社ナチュラルアート代表取締役CEOの鈴木誠氏は、グローバルな視点から日本農業の実態を冷静に分析し、自社のビジネス構想に生かしている。先入観や思い込みにとらわれがちな業界風潮や、戸別所得補償制度、TPP導入の問題点等を指摘。将来における戦略的なアグリビジネスを提案する。
ナチュラルアートは、平成15年に設立。資本金1千万円、スタッフ2名、関係する法人40社でスタートした。現在は資本金5億円、スタッフ約200名、関係する法人は1千社余で、売上は100億円を超える。
「農業再生に命をかける」という自社のビジネスモデルはいたってシンプルで、クオリティーにこだわり、収穫量増産を心掛けている。

日本の農業は、現在衰退の危機にさらされている。参入が取りざたされているTPP(環太平洋戦略的経済パートナーシップ協定)よる関税撤廃の影響も大きいと予想。具現化すると、特に米農家は甚大なダメージを受け、業界全体の生産高も、8兆5千億円が4億円まで落ちると言われる。これは世界の潮流であり、フェアなビジネス上では避けて通れない。本格導入されたら、全農も新しい枠組みをつくらざるを得ない。

どの業界もリスクはつきものだが、ナチュラルアートは経営を安定させるために「ポートフォリオ戦略」を実行している。農場を分散させ、品目は多種多様。リスクを回避し、最低限のベースをつくる。さらに「資金繰り」「キャッシュフロー」に注意を払う。農家は収入の時期が決まっていることを留意しなければならない。

鈴木氏は、これまではラッキーな面もあったが、今後は業界のリーディングカンパニーを目指すと語る。近い将来、地球規模の人口増加、異常気象等の影響で、食糧危機が叫ばれているが、日本人はその意識があるだろうか。平和ぼけをしているうちに各国は輸出規制をかけ、いずれ食料が入ってこなくなるだろう。まさに日本の次の戦略は「つくること」であり、大きなビジネスチャンスとも言える。

TPPは、確かに米作に影響を与えるが、政策的に国内の農業を守るためには、補助金も手厚く出すべきである。一方、イチゴ等影響が少ない品目もあるので、これからは攻め込まれるだけではなく、日本からも打って出ることが重要。どのような立場からも、農業再生を真剣に考える時期に、現在の日本はある。

講師紹介: アタッカーズ・ビジネススクール(あたっかーず・びじねすすくーる)
大前研一が塾長を務めるアントレプレナー(起業家)養成学校、アタッカーズ・ビジネススクール。「アタッカーズ・ビジネススクールアワー」では、その講座の中から選りすぐりの講演をお届けします。現在活躍しているトップ起業家が成功するまでの苦労話をおりまぜながら、その成長要因や戦略の本質を本音で語ります。

<大前研一のアタッカーズ・ビジネススクール>
お問い合わせ先:03-3239-1410
ホームページ:http://www.attackers-school.com

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