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BPUプロフェッショナル系 起業と経営 > アントレプレナーライブ131:米倉誠一郎

【アントレプレナーシップ編100】
新黒船がやってきた ~グローバリゼーションの今~
ゲスト:森デイブ氏(ピク メディア株式会社 代表取締役)


概要:
現在日本のビジネス界には、中国、韓国、アメリカ等、外国の企業がダイレクトに進出している。その最先端を切り開いている一人が、本講座のゲストである、ピクメディア株式会社取締役の森デイブ氏。2002年に来日、2004年に「English OK」という英会話事業を展開する会社を設立した。2010年4月には、日替わりクーポンサービスサイト「Piku」の運営を開始。業界のパイオニア的存在として業績を伸ばしている。同社の事業開発マネジャー、谷口優氏の通訳を交えて、起業の経緯やサービス内容を詳しく伺う。
森デイブ氏はカナダ出身の日系三世、日本人の血が流れていることと、起業家である父親の影響もあって、日本での会社経営の希望を持ち来日した。まず英会話教育プログラムを提供する「English OK」と、会員制クーポンサービス「KUDOS」を起業。「Win-Win」のビジネスモデルを追求したが、次第に、顧客企業、ユーザー、自社の三者が「Win-Win-Win」となる関係を模索し、「ピクメディア株式会社」設立に至った。

日本初、日替わりクーポンサイト「Piku(ピク)」(http://www.piku.jp/current-deals/kanto)には、ほとんど50%以上の割引率で日替わりクーポンが並ぶ。「人生をより豊かに生きる」という思いを込めて、質にこだわったディールを掲載している。

Pikuのセールスポイントは、ショップオーナーもユーザーもリスクフリーということ。クーポンには成立人数を設け、購入金額によってオーナーがコミッションを支払う仕組み。達成しなければ負担金はない。みんなの「Piku face(驚きの顔)」を見つけるのも楽しみというデイブ氏は、何事もあきらめず、挑戦が大好きという。社員からは「毎日元気でポジティブ」「フレンドリーな社長」という声が聞かれる。

Pikuはユーザーとの距離感も近い。キャラクターを使って親しみやすい雰囲気をつくり、ユーザーによるミクシィやツイッターでの口コミ効果を狙う。2010年10月現在で、クーポン販売は10万枚を突破、1日最高売上1800万円という日もあった。
技術最高責任者は義理の弟であるマーク・ビアズリー氏。来日当初は言語や常識の違いに苦労したが、逆にその境遇が自分たちに新しい考えを与えてくれたと話す。

「企業を成功に導き差別化する要素は、サービスの質と企業文化である」という父の言葉が座右の銘であり、今後も文化とクオリティーを徹底して追いかけていく。日本人の起業意欲が衰えている中、新黒船のごとく外国人起業家が日本に進出、起業もグローバリゼーション時代に突入しているようだ。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 新黒船がやって来た~グローバリゼーションの今~
00: 00: 47 新黒船がやって来た~グローバリゼーションの今~
00: 01: 57 森デイブ プロフィール
00: 03: 32 会社概要
00: 07: 02 Piku(ピク)のクーポンを利用するには...
00: 07: 59 共同購入クーポンについて
00: 12: 44 クチコミの広がり~購入前から利用後まで~
00: 20: 39 Piku(ピク)を選ぶ理由~実績編~
00: 21: 53 クーポン数の推移
00: 27: 21 成功の鍵
00: 46: 30 起業の瞬間
00: 56: 00 座右の銘
講師紹介: 米倉 誠一郎(よねくら せいいちろう)
一橋大学 イノベーション研究センター長・教授
1953年、東京都生まれ。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。1990年、ハーバード大学で歴史博士号を取得。早くからアメリカ・シリコンバレーのIT起業の状況などを見てきた。日米のベンチャー政策に詳しい。
『経営革命の構造』、『ネオIT革命』、『ジャパニーズ・ドリーマーズ』ほか、著書多数。

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  アシスタント:内田 朱美

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