最近、世の中では少子化の先駆けである「ポスト団塊ジュニア」(20代)が大きな注目を集めている。
彼らは従来の若者像からかけ離れた特性を持っており、消費マーケットだけでなく就職マーケットにおいても大きな影響を与えている。
そこで今回は博報堂の原田氏をゲストに迎え、ポスト団塊ジュニアの特性を明らかにしていく。
まず、前提条件としてポスト団塊ジュニアが生きた時代背景を考察する。
彼らはバブルを経験しておらず、不景気が前提である。団塊ジュニア世代までは「頑張れば上がる」という右肩上がりのベクトルが存在するが
ポスト団塊ジュニアにはそれがない。
また彼らは小学校時代にWindowsが登場し、中学でiモード、高校で写メールが普及するなど情報化と共に育っている。
携帯を持ち始めたのは高校で、その多くはSNS、ゲームなど、携帯で人間関係の拡大・維持を図っている。
携帯に強く依存する彼らは人間関係が希薄と思われがちだが、日々のメール送受信数は非常に多く、
広く継続性の高いネットワークを構築していると言える。
その結果、過剰な気遣いや空気を読まなくてはいけない拘束力などが発生し、現代版の村社会が誕生している。
この前提を踏まえ、ポスト団塊ジュニアを「上の世代とどう違うか」「10年前とどう変わったか」という2つの視点で分析した結果、
出ててきた特性が「こもる男」と「メリハリ女」である。
男性は将来に対する不安が強く安定志向で自分に対するご褒美や自宅内装には金をかけるなど自分消費の傾向が強い。
まさに「こもる男」である。
一方、女性は頭の中は仕事が中心で家事や人付き合いなど女を捨てている部分もある。
しかし、美容に関心が高く外出着には金をかけるなど女を残している部分もあり「メリハリ女」と言える。
この結果から企業における女性リーダー育成は必須であるといえるだろう。