ポイントは1953年の創業であるが、石井社長が入社した1990年より現在に繋がる飛躍が始まる。
石井社長はローリーズファームを1992年より展開、1993年にポイントへ社名変更、2000年に店頭公開、2004年には東証1部へ上場させ、
売上高867億円、全国に551店舗を展開する企業にまで成長させた。ポーター賞受賞の指標でもあるROICとROSの5年平均と業界平均との差は、それぞれ45%P、13%Pを超える。
ポイントの4つのDNAとはファッションカジュアル、ストアブランド、マルチブランド、そしてスピードマネジメントであると石井社長は説明する。
百貨店の半額から7割程度の価格で高感度ファッシン寄りというポジションを12のブランドを使い顧客のテイストや年齢層をカバーし、
店舗の実感を基点とした物語を作るように企画から商品に、そして顧客の声がポイントへ戻るというフィードバックループを作る。
そのための素早い判断と行動を自社物流システムとPOSシステムが支える。
ターゲット顧客に応じた複数ブランドを開発し、着たい服を直ぐに企画化出来るのも自社にデザイナーや工場を持たないからで、
取引先商社との密接な関係がそれを可能としている。
テレビCMを打つことなくオリジナルの楽しいショッピングバッグや口コミ、音楽イベントでコーポレートメッセージを発信、
百貨店ではなくファッションビルやSC、路面へ店舗展開を行っている。
今後は既存ブランドの成長と変革で業容拡大を図り、ビジネスモデルを強化し永続的成長を目指す。
新たなマーケットとして中国市場を狙い、2009年10月には上海へ出店をした。積極的な人材投資も行い組織力強化を図っていく。
ファッションカジュアル市場におけるリーディングカンパニーになることをビジョンに2012年の売上高1,150億円、経常利益200億円を目指す。
日本から発信し、世界中の皆さんに支持される企業になりたいと石井社長は語る。