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一新塾パワー > 一新塾パワー 07

新しい日本を創造するネクストリーダー(7)
~日本初の遺伝子治療薬の実現に向けて~
講師:山田 英(アンジェスMG株式会社 代表取締役社長CEO)


概要:
アンジェスMG株式会社は大阪大学の森下竜一教授の研究成果を基に遺伝子治療薬の開発・実用化を行い
社会に貢献する創薬企業として1999年に設立された。
当社は日本で初めて上場を果たした大学発バイオベンチャーとして後進企業に規範を示すべく、遺伝子治療薬ビジネスの成功を目指す。

本番組では同社の代表取締役社長CEOで、一新塾5期生でもある山田英氏に大学発の創薬ベンチャー設立の経緯や
同社が目指す創薬企業の在り方について講義頂く。

山田氏は1950年仙台市生まれ、三菱化学、三菱総合研究所などで創薬基礎研究に携わり、2000年に宝酒造へ入社、
遺伝子情報DB構築のベンチャー企業、ドラゴンジェノミックスの設立にかかわる。
研究者として創薬に長年取り組んできたが、より社会に貢献するためには早期収益が見込める
新たな創薬ビジネスモデルが必要との思いから、大学の研究成果を基に遺伝子医薬品の研究開発を行う
メドジーン・バイオサイエンス(現:アンジェスMG)株式会社へ入社、現在はアンジェスMGのCEOを務める。

アンジェスMGは、末抹消性血管疾患治療に利用されるHGF遺伝子治療薬や、子どもの遺伝子欠損による疾病である
ムコ多糖症Ⅵ型を治療する「ナグラザイム」、前立腺がんの治療剤などを開発販売する。
一般的に創薬ビジネスは研究開発投資が先行し、かつ開発期間が10年以上と長期にわたるため収益の確保が困難になる。
しかし経営者は研究開発の大義名分に甘んじて創薬開発経費を先行投資と割り切ったビジネスを展開していてはいけない。
アンジェスMGは新薬開発で製薬会社と提携し、それぞれの開発工程でインキュベーション期には契約一時金を、
臨床試験期間ではマイルストーン開発協力金を、販売開始後はロイヤルティーを取り収益構造の安定化を図る。
また東証マザーズに上場を果たし2万人以上の個人投資家などから総額180億円を調達した。アンジェスMG社の株主には
治療薬を待ち望む患者の家族も多く、長期に株を保有するエンジェルとして強力に同社をバックアップする。
現在のアンジェスMGにとっては早期の収益実現が課題だが、HGFなどの新薬が承認されれば日米市場での上市とともに黒字化、
利益拡大が見込まれる。

山田氏は新分野に挑戦する若い起業家が日本に育つことを切望する。
アンジェスMG社の後に続き、多様な分野で日本のベンチャービジネスが育成されれば22世紀においても日本の企業は自信を持って
世界で生き残っていけるだろう。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 新しい日本を創造するネクストリーダー(7)
00: 01: 09 プロフィール
00: 07: 45 会社概要
00: 11: 01 沿革
00: 18: 25 問題解決フレームワーク(6つの箱)
00: 20: 29 収益構造
00: 22: 30 a)PAD(虚血部位 足)における「Fontaine分類」
00: 22: 38 重症下肢虚血の重症度
00: 22: 44 写真
00: 23: 00 a)PAD(虚血部位 足)重症患者の予後
00: 23: 32 a)HGFによる血管新生
00: 23: 56 a)PAD(虚位部位 足):注射によるHGF遺伝子治療
00: 24: 22 ムコ多糖症Ⅵ型治療薬「ナグラザイム」の新発売
00: 25: 20 NF-kBデコイオリゴの作用原理
00: 26: 04 Allovectin-7の第Ⅱ相試験
00: 27: 29 遺伝子医薬開発の提携モデル
00: 27: 48 提携に基づくキャッシュ・フロー
00: 28: 30 先行投資資金を得るためのファイナンス
00: 30: 51 バイオベンチャーの設立から主要製品の上市までの期間
00: 42: 38 中長期利益計画のイメージ
00: 54: 30 行動方針
00: 56: 53 企業理念
講師紹介: 一新塾(いっしんじゅく)
主体的市民の育成のためのNPO政策学校、一新塾。
「一新塾アワー」では、その講座の中から特に経営に関係の深い講義を抽出し、放送します。

<NPO政策学校 一新塾>
お問い合わせ先:03-5765-2223
ホームページ:http://www.isshinjuku.com/

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  アシスタント:伊藤 協子

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