ヴィーナスキャピタルは不動産サイト「東京ガールズ不動産」を運営。
富裕層や外国人向けだった高級マンションをプライベートルームと共同利用のスペースに分け、女性らしい内装を施して
女性限定のシェアハウスに変え、オーナー物件の管理運営を請け負うビジネスモデスである。
便利な都心にも関わらず低価格で女性専用という安心さとカワイイインテリアが受け、現在125室を運営。
リーマンショック後は高額物件の空室率も増加しシェアハウスへの改装依頼が増加している。
男子禁制や当番管理制といったルールが守れるように新井氏自ら必ず入居希望者と事前に面談を行い、人とナリを確認。
入居後トラブルのないように心がけている。居者の年齢層は20~50歳代と幅広く、職業は医者、ライターといった専門職が多い。
居住期間は比較的短く、結婚を機に退去というケースが意外に多い。成長の鍵は自分達が満足し住みたくなるような部屋を追求し、
東京ガールズ不動産というわかりやすい名前で生活に密着した家電や家具を揃えたことだと新井氏は語る。新井氏は特に起業志向があった訳ではない。しかしながら27歳の時に現状を変えたいという思いで転職。
その後の起業では実家の不動産業が影響を与えたことは事実である。
不動産営業時代は成績トップとなり収入も大幅に増えた。不動産不況が迫っていることを感じ会社の同僚と独立したものの、
当初からシェアハウスが頭にあった訳ではない。半年後、資金も底を尽き同僚と大喧嘩も経験。
返って絆も深まった後、シェアハウスの運営の話が持ち込まれ、事業が軌道に乗り始めた。
シェアハウスは大手企業も手掛けており将来性のあるビジネスである。
新井氏の座右の銘は経営理念でもある「生涯イチ・ガール」。
女性は幾つになってもカワイイものが好きで自分でボーダーを決めないという新井氏は2年後に500室達成と
「集う」をテーマに新たな事業展開をしたいと夢を語る。