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BPUプロフェッショナル系 起業と経営 > アントレプレナーライブ125:米倉誠一郎

【アントレプレナーシップ編94】
死の谷を越えて 死の谷に戻る
ゲスト:杉本哲哉氏(株式会社マクロミル 代表取締役会長兼社長)


概要:
調査にかかる時間とコストの不満からネットリサーチ会社を起業。
死の谷を超え事業を成功に導いた後、自らは経営の第一線から退き大学教授を始めとする社会活動をしていた杉本氏は、
昨年7月に再ベンチャー宣言を掲げ代表取締役社長に復帰した。
何が彼をベンチャー企業の経営者に復帰させ、再び死の谷を超えさせようとしているのか。当初起業の成功に至るストーリーに加え
復帰の経緯今後の展開等について語ってもらう。
映画少年でもあった杉本氏は早稲田大学で出版のサークルに所属。最初は出版社志望であったがビジネスモデルの面白さに引かれ
リクルートに就職する。杉本氏は多くのリクルート出身者のように最初から起業家志向が強かった訳ではない。
仕事で調査会社を利用することが多くインターネットを利用すればもっと早く、安く出来る筈だと考えるようになりインターネット調査会社の起業を決意する。

2000年にリクルートの仲間5人と会社を設立、自動インターネットリサーチシステム(AIRs)の開発を終え営業を開始した。
会社設立後、ITバブルが弾けVC等からの資金調達には苦労したが何とかそれも乗り切り2004年には東証マザーズ、2005年には東証一部へ上場。
同年にアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー Japan2005 日本代表受賞までするが、創業者が居座るのは健全ではない、新しい人材を育成すべきとの考えから
杉本氏は翌年に代表を退いてしまう。

マクロミルは広告代理店やメーカー等の3,500社以上のクライアントからの調査依頼を自ら持つ90万人のマクロミルモニタや12万人の医師パネル
海外調査パネルを対象に、インターネットを利用して調査を行う。AIRsが分類や分析を行い、郵送や電話、対面調査といった従来の方法よりも、
格段に早く、低コストで調査結果を届ける。現在、ネットリサーチは日本で最もメジャーな調査手法になっており、約35%のシェアを占めている。杉本氏は成功の鍵として、希望を持っていること、儲かっていること、成長していることの3つを挙げる。順調に業績を伸ばしてきたマクロミルも、昨年度初めての減益決算となった。杉本氏は自らが思うマクロミルの方向性実現のため、再び代表に復帰、今後は既存事業に加え、海外展開とデータベース販売という新規事業に力を入れる。座右の銘は「人生一度きり」、悔いの無い様、自分しかできないことをやって皆さんに恩返しをしたいと語る。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 死の谷を越えて死の谷に戻る
00: 00: 58 死の谷を越えて死の谷に戻る
00: 01: 42 杉本 哲哉 プロフィール
00: 04: 30 会社概要
00: 05: 44 会社沿革
00: 06: 39 成長の軌跡(売上・利益)
00: 11: 59 経営理念 ミッションステートメント
00: 15: 10 事業内容 (ネットリサーチ)
00: 22: 56 モニタと回答謝礼ポイント
00: 25: 43 ネットリサーチの主な優位性
00: 29: 44 ネットリサーチのシェア
00: 31: 34 取引先の構成 (単体)
00: 33: 41 今後の展開
00: 37: 29 成功の鍵
00: 43: 41 杉本 哲哉 プロフィール
00: 47: 37 ■起業の瞬間
00: 59: 07 座右の銘
講師紹介: 米倉 誠一郎(よねくら せいいちろう)
一橋大学 イノベーション研究センター長・教授
1953年、東京都生まれ。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。1990年、ハーバード大学で歴史博士号を取得。早くからアメリカ・シリコンバレーのIT起業の状況などを見てきた。日米のベンチャー政策に詳しい。
『経営革命の構造』、『ネオIT革命』、『ジャパニーズ・ドリーマーズ』ほか、著書多数。

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  アシスタント:内田 朱美

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