ビジネス・ブレークスルーHOMEへ | 会社概要 | BBTサービス一覧 | サイトマップ | BBTサイトについて | お問い合わせ一覧 |

ログイン
BPUプロフェッショナル系 大前研一アワー > 大前研一アワー258

【向研会】2009年経済から見た今後の経済見通し


概要:
2009年、先進国経済は低迷し、今後も不安を含んだ内容である。
その一方、新興国の経済は勢いを取り戻し、世界経済における存在感を際立たせた。
日本では政権交代が実現したが、期待したような効果は出ておらず、明確な成長戦略も未だ見えない状況である。
日本国内では、企業の勝ち組企業、負け組企業がはっきりしてきた。
今後、日本企業が生き残り、成長を続けるためにはどのようにすればいいのかを今後の経済見通しを通じて考える。
2008年、リーマン・ブラザーズ証券の破綻以降、先進国の経済は低迷しているが、内需が堅調な新興国は成長を持続している。
先進国が金融緩和政策をとっているため、余った資金が新興国や資源国に流れるという事態が起きている。

11月のドバイショックそのものは大きな問題とはなっていないが、
財政収支が悪化しているギリシャなどの欧州各国に波及しており、連鎖的な危機の広がりが懸念される。
また最終的には、財政収支が悪く、政府債務比率の高い日本への影響も考えられる。

日本では政権交代があったが、期待された景気浮遊効果は出ていない。
民主党は米国、財界、官僚と距離をとることを実行しているが、成長戦略が見えず、将来的にも借金が増大するのみである。

これに対して、BRICsやVISTA諸国は、互いに競い合って、成長を続けており、今後は、中国を先頭に新興国が中心に世界経済を牽引していくことが予想される。
またそれに伴って、新興国の中間所得層が増加しており、消費市場としての拡大が期待される。

政府の政策に期待できない日本企業は自ら成長戦略を描くことが必要であるが、
2009年は日本でも勝ち組企業と負け組企業がはっきりしてきた。

負け組企業は、「途上国モデル」そのままに総合型の経営を続けながら、業績が悪化すると経費を鰹節のように削って、
企業としての力を弱めてしまっているが、ユニ・チャームや味の素など勝ち組企業は、強みに機能を絞り込み、伸びる市場を選んで進出している。

ただし、先進国の負け組企業は、新興国に進出すれば必ずしも弱い企業ではない。ボルボ、サーブ、ジャガーのように新興国の企業によって買収される先進国企業も出てきているが、
新興国において強みを発揮することでトップシェアを握り、先進国の負け組企業が復活するという手段もある。

日本のGDPは1995年をピークに低迷しており、今後も伸びる気配がない。
日本企業は、国内で生き残ることを考えるばかりではなく、伸びる新興国に進出することを目指すべきである。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 2009年経済から見た今後の経済見通し
00: 09: 39 要旨
00: 36: 16 1.世界経済(地域別成長率)
00: 37: 37 1.世界経済(景気対策)
00: 39: 15 1.世界経済(財政悪化) 1/2
00: 42: 16 1.世界経済(財政悪化) 2/2
00: 45: 05 2.世界の金融動向 1/2
00: 46: 23 2.世界の金融動向 2/2
00: 47: 47 2.世界の金融動向(通貨) 1/3
00: 52: 24 2.世界の金融動向(通貨) 2/3
00: 53: 57 2.世界の金融動向(通貨) 3/3
00: 55: 18 2.世界の金融動向(株式市場) 1/2
00: 56: 15 2.世界の金融動向(株式市場) 2/2
00: 58: 04 2.世界の金融動向(コモディティ)
01: 01: 10 3.各国経済(豪州)
01: 01: 55 3.各国経済(米国不動産)
01: 07: 07 6.日本経済(株価低迷)
01: 09: 16 3.各国経済(ドバイ)
01: 10: 13 3.各国経済(ドバイショック後の影響)
01: 11: 11 4.新興国経済 1/3
01: 11: 49 4.新興国経済 2/3
01: 13: 25 4.新興国経済 3/3
01: 13: 59 4.新興国経済(BRICs)
01: 14: 24 4.新興国経済(中国)
01: 16: 19 4.新興国経済(ロシア)
01: 16: 53 4.新興国経済(ブラジル)
01: 19: 02 4.新興国経済(アジア)
01: 20: 57 4.新興国経済(日本企業の対応) 1/2
01: 21: 27 4.新興国経済(日本企業の対応) 2/2
01: 22: 41 5.日本企業の業績 1/5
01: 23: 35 5.日本企業の業績 2/5
01: 26: 30 5.日本企業の業績 3/5
01: 28: 13 5.日本企業の業績 4/5
01: 33: 24 5.日本企業の業績 5/5
01: 35: 01 5.日本企業の業績(参考)
01: 35: 45 6.日本経済(株価低迷) 1/3
01: 36: 08 6.日本経済(株価低迷) 2/3
01: 36: 28 6.日本経済(株価低迷) 3/3
01: 37: 10 7.民主党政権の政策検証(政策) 1/2
01: 37: 59 7.民主党政権の政策検証(政策) 2/2
01: 39: 01 7.民主党政権の政策検証(財政) 1/3
01: 39: 58 7.民主党政権の政策検証(財政) 2/3
01: 40: 53 7.民主党政権の政策検証(財政) 3/3
01: 42: 08 7.民主党政権の政策検証(デフレ対策)
01: 44: 21 7.民主党政権の政策検証
01: 46: 11 まとめ(企業はどうするべきか)
講師紹介: 大前 研一(おおまえ けんいち)
経営コンサルタント
マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了後、日立製作所、マッキンゼージャパン会長を経て、現職。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院政策学部教授、オーストラリアのボンド大学の客員教授でもある。
著書多数。

『大前 研一』をamazon.co.jpで検索

Copyright(c)