向研会が訪問した日系企業、ユニチャーム・インドネシアの宮林社長は、
販売促進のために徹底した市場調査を敢行した。
品質重視の姿勢が認められ、インドネシア国内で高い評価を得ている。
アメルタインダー大塚は、ポカリスエット・SOYJOYを製造販売し、
売り上げは100億円を超えているが、駐在員は板東社長一人だ。
「日系企業は現地の人たちとの掛け算で会社を成長させる」をモットーとし、現地社員の長所を見て勇気を持って信頼し、権限を委譲している。
、飲料、食品の製造販売をしている英蘭系外資系企業ユニリーバ・インドネシアは、
会社はコミュニティーの一部であると捉え、コミュニティー発展・環境保全のために社会的責任を果たすべく、尽力してきた。
優秀な人材が育っているためローカルスタッフだけで経営し、さらにアジア各国に経営管理職を送り込んでいる。
英国系でアジア、中東等の新興国に事業展開しているスタンダードチャータード銀行は、
インドネシアで最も歴史のある銀行の一つだ。
インドネシアの経済成長に伴い近年は法人への貸し出しが急増した。
東南アジア最大の医薬品・食品メーカーである地場企業Kalbe Farmaの調査によると、インドネシアの内需は確実に伸びている。
放送、出版、コンテンツ制作等の複合メディア企業Media Nusantara Citraも訪問したが、メディアもさらに発展すると予想される。
鹿島建設が運営するプラザスナヤンは、インドネシア政府とのあいだに40年間のBOT(Build-Operate-Transfer)契約を締結して建設された。
若い層が厚く人口も増加の一途をたどるインドネシアの成長は、まだ続く。
インドネシア人は、勤勉で優秀であるだけではなく、外資系の企業に対しても愛社精神を持ち忠誠心があるため、
企業は安心して教育に投資することができる。
富裕層も増えていてマーケットとしても魅力的だが、成長期にあるインドネシアは、
投資先としても注目に値する国だ。
技術力も資金力もある日本企業が援助をすれば将来実りを分かち合うことができるだろう。