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BPUプロフェッショナル系 経営戦略 > クラウドの中で多彩に湧き上がる集合知の活用05

ネット上での学び合いのあり方
ゲスト:兼元謙任氏(株式会社オウケイウェイブ 代表取締役社長)


概要:
ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を活用した社内コミュニケーション環境を整える日本企業は増加を続けるが、
その一歩先を行き、企業という枠を越えてオープンなインターネットの世界でクラウドの集合知を活用した社会貢献を果たしているサービスが、
日本初のQ&AサイトOKWave(オウケイウェイヴ)である。
本番組では、このサイトを運営する株式会社オウケイウェイブの兼元社長をお招きし、
OKWaveを立ち上げるに至った経緯と、Q&Aサイトによって兼元氏が目指すものを存分に語っていただいた。
OKWaveは、平成11年に設立され、現在では会員数150万人、
450カテゴリーのコンテンツを持ち、月間参照数4,400万人を誇る日本初のQ&Aサービスサイトである。

兼元社長は、小学校時代のいじめなどの悲しい体験を基に、
インターネットにつながる人々が相互扶助的に問題解決に取り組む友愛社会を念じ、当該サイトを開設する。
氏は、よいコミュニティーの運営には、
  雰囲気、
  ルール、
  規約、
  システムの4つのバランスが大切であり、
友愛の雰囲気づくりに「お礼」を言い合うシステムはとても重要で、
参加者が気持ちよくなることで世界に善意の輪が広がり、社会がよい方向へと進むと語る。

同社のビジネスモデルは、
ネットワーキングでつながった企業のQ&A情報を一元管理するもので、設立当初から狙ったものではなく、
社長の思いに共感した会員たちと一緒に練り上げて構築したものである。
OKWaveのシステムは、厳格な適切投稿の削除基準、自社開発プログラムによる投稿自動チェックなど、
CVM(Contents Value Management)と呼ばれるハイレベルな品質維持体制により、
企業のカスタマーサポートでも利用される「質」を実現した。

現在、当社は、「教えて!goo」を皮切りに、BIGLOBE、小学館、講談社など120社を越える企業と連携する。
優良なビジネスモデルとしての将来性を見込まれ、日本で初めてMicrosoftの出資を受ける企業ともなった。
今後は、中国最大規模のオンラインメディア新浪(SINA)と共同でQ&Aサイトを立ち上げるなど、
10カ国語で100カ国にOKWaveを広めていく計画だ。

ペットのしつけ方のように、明確な言葉にできず、あいまいなイメージとしてある質問を動画によって表現するなど、
マルチメディアを利用したQ&Aも実現されつつある。
インターネットの“開かれたコミュニケーション”が、現実の“閉じたコミュニケーション”にできないことを可能にし、
既存の物理社会における人間関係の限界を超えてアイデアを創出していく。
クラウドの持つ多様性は、まさに無限の可能性を持つ。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 ネット上での学び合いのあり方
00: 05: 04 日本初のQ&Aサイト運営
00: 23: 32 Q&Aサイトのメリット
00: 27: 10 OKWaveのネットワーク
00: 40: 12 Q&Aサイトの強み
00: 40: 48 Q&Aサイトの強み(CVMとは)
00: 51: 54 資料
講師紹介: 山崎 秀夫(やまざき ひでお)
株式会社野村総合研究所 上席研究員

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  アシスタント:植村 智子

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