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【向研会】クラウドソーシング(Crowdsourcing)


概要:
クラウドソーシングとは、企業が自社の業務や問題解決を、インターネットなどを通じて、不特定多数の群集(crowd:クラウド)にアウトソーシングすることである。
優れた個人の生み出す智恵よりも集団によって生み出された智恵の方が優れている場合があり、このような「集団知・群集の叡智」をビジネスに活かそうというのがクラウドソーシングの考え方である。
実際にクラウドソーシングを活用している企業の事例を挙げながら、クラウドソーシングの現状と将来的な展望を解説する。
クラウドソーシングとは、
企業が自社の業務や問題解決を、インターネットなどを通じて不特定多数の群集(crowd:クラウド)にアウトソーシングすることである。
優れた個人の生み出す智恵よりも集団によって生み出された智恵の方が優れている場合があり、
このような「集団知・群集の叡智」をビジネスに活かそうというのがクラウドソーシングの考え方である。

自社内で全ての智恵を出そうとしても限界があるが、
社外のクラウドから智恵を調達するとコストが小さい上に、いい智恵が調達できる場合がある。
インターネット技術の普及により、世界に散らばっている情報・知識を集約することが容易になったために
クラウドソーシングの考えを実際に活かすことが可能になってきた。

クラウドソーシングに取り組む際の企業のクラウドとの関わり方には、
  企業が自前でクラウドを持つ方法、
  クラウドを持つ第三者に委託する方法、
  自社でクラウドを持ち、それをクライアント企業に提供する仲介ビジネスが考えられる。

クラウドソーシングは、
  研究開発から市場調査、
  商品開発、
  販売促進、
  カスタマーサポート、
  資金調達まで
企業活動のあらゆる場面での応用・活用が可能である。

例えば、P&Gは社外の研究者ネットワークを活用することにより、社外での技術的な限界を突破し、
新たな製品を開発するなど研究開発効率を高めることに成功している。
アイスタイルでは化粧品の口コミサイトを運営することで消費者情報を化粧品メーカーに提供するビジネスを展開している。
エレファントデザインでは商品開発を一般消費者が参加して行う枠組みを提供している。

今後、一般消費者自身が作り手となる流れは加速すると考えられ、
現在のソフトウェアやデジタルコンテンツだけではなくハードもユーザー自身が作り出し、
ユーザー同士がコミュニティで評価・取引しあうようになる可能性が高い。

クラウドソーシングを旨く活用するためには課題も多いが、
これまでの企業・商品・社員・ユーザーとの関係を変え、
世界の知的労働とのアクセスを容易にする新たなチャンスと捉える必要がある。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 クラウドソーシング
00: 00: 41 1.クラウドソーシングとは?
00: 04: 07 2.なぜクラウドソーシングか?~1
00: 05: 56 2.なぜクラウドソーシングか?~2
00: 07: 20 2.なぜクラウドソーシングか?~3
00: 08: 42 2.なぜクラウドソーシングか?~4
00: 11: 08 3.クラウドソーシングの類型~1
00: 15: 19 3.クラウドソーシングの類型~2
00: 17: 36 4.事例(研究開発)~1
00: 19: 58 4.事例(研究開発)~2
00: 24: 46 5.事例(マーケティング、市場調査)
00: 26: 36 6.事例(商品開発)~1
00: 27: 26 6.事例(商品開発)~2
00: 30: 49 6.事例(商品開発)~3
00: 31: 54 6.事例(商品開発)~4
00: 34: 25 6.事例(ユーザー生成コンテンツ)~1
00: 38: 39 6.事例(ユーザー生成コンテンツ)~2
00: 39: 28 6.事例(ユーザー生成コンテンツ)~3
00: 42: 21 7.事例(制作業務発注)
00: 46: 26 8.事例(顧客サポート)~1
00: 47: 19 8.事例(顧客サポート)~2
00: 49: 47 8.事例(顧客サポート)~3
00: 52: 40 9.事例(資金調達)
00: 53: 54 10.クラウドソーシングの留意点~1
00: 55: 37 10.クラウドソーシングの留意点~2
00: 56: 44 10.クラウドソーシングの留意点~3
00: 58: 01 11.まとめ
00: 59: 10 <参考資料>【参考書籍および映像の出所】
講師紹介: 大前 研一(おおまえ けんいち)
経営コンサルタント
マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了後、日立製作所、マッキンゼージャパン会長を経て、現職。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院政策学部教授、オーストラリアのボンド大学の客員教授でもある。
著書多数。

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