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デザイン・マネジメント > デザイン・マネジメント01

企業経営とデザイン


概要:
企業経営とデザインは一見無関係に思われるが、多様な商品があふれる現代のビジネスにおいて、ビークル(伝達手段)としてのデザインは、
企業の運営効率、コスト、イメージに大きな影響を及ぼす。ビジネスデザインの最適化は、企業の基盤強化につながる。
本番組では、幅広い業界でブランド戦略の構築・クリエーティブディレクションを数多く担当した実績をお持ちの亀谷氏をお迎えし、
経営者の視点でデザインとは何かを理解することにより、ビジネスパーソンがデザインとどう付き合えばいいかを検討する。
最適なデザインは、
顧客と企業が最も強く結び付くところで認知を高め、ブランド力を高め、企業の業績を上げる。
統一感に欠けたデザインは、企業内での運営ロスを生み、顧客に混乱とストレスを招き、業績の悪化につながりかねない。
企業からお客さまに伝えるデザインをマネージすることは、ビジネスパーソンの大切な仕事である。

ビジネスデザインは、
  ①ブランドロゴ(Brand logo)、
  ②アイコンや二次的デザイン(Secondary graphics)、
  ③ブランドカラー(Brand Color)、
  ④書体、コピースタイルやネーミング(Typography)、
  ⑤形状(Shape & Texture)の
五つの要素からなる。

①Brand logoは、顧客と企業との過去の経験をつなげる触媒として、
例えばハーゲンダッツ、シャネルのように、小さなロゴを見ただけで顧客はその会社、商品のイメージがぐっとよみがえるもの。
ロゴの力は、顧客が持つ経験を補足し、強化することにあるので、一貫して同じロゴをずっと使い続けることが肝要である。

②Secondary graphicsは、文字も企業名もない形状だけのアイコンだが、
たばこのマルボロのように一目で商品がイメージできるもの。
最近はデザインのライフサイクルが短くなっているが、長期的に使われる不動のデザインがベースにあることによって、短期に変化させるデザインが意味を持つ。

③Brand Colorは、例えばエルメスオレンジのように、感性に響くデザインでありながら、ビジネスツールとしてうまく運用できるもの。
色を選択する場合には、同業他社と異なる差別色を用いるか、業界・商品イメージに合ったCategory Colorを用いるか、
自社の表現したいイメージのConceptual Colorを用いるかを戦略として検討する。

経済が停滞する今こそ、日本企業は、企業目線を顧客目線に変え、
デザインをビジネスツールとして盛んに活用するデザイン戦略を確立し、次の繁栄の礎を築いてほしい。

④Typography、⑤Shape & Textureについては次回で検討する。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 企業経営とデザイン
00: 01: 09 亀谷勉氏のプロフィール
00: 14: 47 5つのデザイン要素
00: 42: 36 要素-3.Brand color(ブランドカラー)
講師紹介: 亀谷 勉(かめがい つとむ)
株式会社グラビティー・ワン 代表取締役

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  アシスタント:坂田 陽子

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