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BPUプロフェッショナル系 起業と経営 > アントレプレナーライブ121:米倉誠一郎

【アントレプレナーシップ編90】
人を育てるファクトリー
ゲスト:子安裕樹氏(株式会社ファクトリージャパン 代表取締役会長)


概要:
子安会長は3歳から始めたラグビーで体育学部に入学したものの、他の事を禁じる学校側に反発して中退。
レストランや雑貨店の経営を経て、横浜南整体院を開院したのは1998年28歳の時であった。
2001年にはファクトリージャパンを設立。現在では整体サロンの経営に加えて整体師の育成や派遣、健康関連商品の販売まで手掛ける。
売上高32億円、店舗数78店、従業員600人の規模にまで成長させた子安会長のサクセスストーリーに迫る。
 ファクトリージャパンは単発のマッサージによるリラクゼーションではなく、
APバランスと名付けた骨のバランスを整えることで、体のトラブルを解決するというものである。
このような立ち位置の企業はない。
ストレス社会を背景に今後の市場規模は5兆円と予測されている。
リピート率30%、次回予約率5%と言われる中、ファクトリージャパンがそれぞれ30%、60%の高率を維持できているのは、
自ら整体師を育成し、施術計画の提案、次回予約トークのマニュアル化、徹底したホスピタリティー教育を行っているからである。
加えてマスメディア戦略、ドミナント戦略、webサイト戦略、ダイレクト戦略を組み合わせ、6ヶ月で新規顧客が3倍になったという。

神奈川県を中心としたドミナント出店は、施術法の統一や整体師の融通が出来、ブランド展開が可能となった。
顧客の55%が接客態度の良し悪しでリピートを決めるといわれ、整体師育成にあたっては技術に加えホスピタリティー教育を充実させている。
この10年でノウハウ蓄積やブランド構築が出来てきたので、今後はフランチャイズ展開を進め、暖簾分けも検討してゆく。

成功の鍵は、勝つまで諦めない、人間は変えられる、仕事も遊びも120%の3つを挙げる。
運良く楕円形のラグビーボールをキャッチ出来るのも諦めず最後まで追うからであり、
リーダーが引っ張り部下を変えてやるべきで、何事も本気で取り組まない限り感動はないと信じているからだ。

起業の動機は人の困っていることを解決したいと思った時、交通事故の後遺症が整体師の伯父の施術で直ったことを思い出したからである。
それまでの蓄えは自らが得た価値ではないと思い寄付済で、整体院開設にあたっては親と国民金融公庫から借金をした。
座右の銘はラグビーの経験からone for all, all for one。
人は一人では生きていけない、楽しみや感動を分かち合えば大きくなる、そしてチームを継続してゆくには犠牲の心も必要というものだ。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 人を育てるファクトリー
00: 00: 49 人を育てるファクトリー
00: 01: 24 子安裕樹プロフィール
00: 05: 43 株式会社ファクトリージャパン
00: 11: 01 店舗展開と売り上げ推移
00: 13: 02 業界の動向①
00: 13: 18 業界の動向②
00: 16: 26 オンリーワン企業の理由 その①
00: 18: 00 オンリーワン企業の理由 その②
00: 21: 36 オンリーワン企業の理由 その③-1
00: 21: 52 オンリーワン企業の理由 その③-2
00: 25: 21 オンリーワン企業の理由 その④
00: 29: 01 高い営業キャッシュフローを実現するビジネスモデル
00: 36: 18 成功の鍵
00: 50: 41 起業の瞬間
00: 59: 04 座右の銘
講師紹介: 米倉 誠一郎(よねくら せいいちろう)
一橋大学 イノベーション研究センター長・教授
1953年、東京都生まれ。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。1990年、ハーバード大学で歴史博士号を取得。早くからアメリカ・シリコンバレーのIT起業の状況などを見てきた。日米のベンチャー政策に詳しい。
『経営革命の構造』、『ネオIT革命』、『ジャパニーズ・ドリーマーズ』ほか、著書多数。

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  アシスタント:内田 朱美

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