UQコミュニケーションズ株式会社は、
2007年に設立されたモバイルWiMAXのインフラを担う日本で唯一の会社である。
2009年7月に首都圏を中心にサービスを開始し、2012年には全国主要エリア(人口の90%)をカバーすることを目指している。
モバイルWiMAXとは、
「いつでも、どこでも、誰もが、あらゆるものが」ワイヤレスブロードバンドを利用することが可能となる技術であり、
モバイル通信規格としては第4世代と呼ばれるものである。
その特徴は
(1)ADSLなみの高速・大容量通信が可能であること、
(2)使える場所が広範囲で、移動中も可能であること、
(3)常時接続を基本として利用できること、
(4)世界標準規格であり、どの国でも使えること、
(5)店舗に行かなくてもオンラインで加入手続きが可能であること
などである。
現在、携帯電話の機能が高度化し携帯端末でインターネットを利用することが可能になっているように思えるが、
実際には通信事業者のビジネスの枠内におけるサービスであり、利用内容には制限が多く、使いづらいものであった。
UQコミュニケーションが志向するのは、公開された標準規格に合わせて製品やサービスが自由に流通するオープンな世界である。
最初はPC用のデータ通信カードやWiMAX搭載PCが中心になるが、
次の段階ではWiMAX対応のゲーム機やテレビなど情報家電が普及することを望み、
UQコミュニケーションズはあくまでインフラを提供する“土管”に徹し、
豊かで楽しい社会創りに貢献したいとしている。
モバイルWiMAXの技術は、生活分野からビジネス分野まで多種多様に利用が可能である。
広告分野、家庭の消費電力管理、カーナビゲーションなどへの応用が想定されているが、それだけではなく、
あらゆる業種業界のプレーヤーが様々な活用方法を考えることができるはずである。
まさに無限の可能性を秘めた技術であると言える。
日本は世界有数のブロードバンド大国であり、高度なデバイスとユーザーに溢れた国である。
その日本でモバイルWiMAXの技術が始まるということは、日本発のビジネスが世界標準となり、
世界のリーダーとなる可能性を示しているのである。