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BPUビジネス基礎講座 新・組織論再入門 > ビジネス基礎講座 新・組織論再入門 05

マクロ組織論 4
組織デザイン(2) 組織デザインの実際 ~小組織(チーム)の設計~


概要:
組織の規模は様々である。
例えば国家、企業全体というレベルから、部門内レベル、チームレベルまで考えられるが、どのレベルでも「分業」、「部門化」、「調整(統制)過程」が重要だという点においては共通している。
これらを設計すると同時に階層数、統制の幅、指揮命令系統、情報伝達ルートが決まる。
今回は組織デザインの基本を学ぶために、最も小さな組織であるチームレベルに焦点を絞る。
次回からはそれを土台として、より大きな組織をデザインする方法について考えていく。
まず、4人程度のチームについて考える。
大事なのは誰にどんな役割を与えるかということにある。
仕事を均等割りにして一人に一つの役割を任せるよりも「N人N役」型にしたほうが効果的で人材育成にもつながる。
集団として仕事に取り組むことで互いに補い合うことができるし、全体に配慮するように教育することができる。

次のレベルは10人から20人のチーム。
最初にしなければいけないのは、そのグループのアウトプットを明確にし、それを遂行するために何をすべきかを考えて優先順位をつける。
組織デザインのステップを5つに分けてみよう。

ステップ1は、役割分担。作業を分解し、一連の流れを整理し記述して各作業の役割を明らかにする。

ステップ2は、部門化。
作業内容を見直して関連する作業を組み合わせることで効率を上げる。
仕事を部門化し、それから人材を配分。そして作業領域ごとにサブリーダーを任命する。

ステップ3は、命令系統の設計。
注意しなければいけないのは階層を守ること。
リーダーは直接サブリーダーの部下に指示することは避けサブリーダーにのみ命令し、
サブリーダーとチームスタッフの関係を良好に保ちサブリーダーの指導力を高めるように心を砕く必要がある。

ス テップ4は、情報流通と調整機能の設計。
具体的には組織では会議をどう設計するかということになる。
リーダーとサブリーダーの会議では、
サブリーダーは自分のチームの利益を図るのではなく全体の利益を考える参謀としての自覚を持って発言しなければいけない。
リーダー自身が模範を示すことでサブリーダーやチームスタッフの心の構えを形成することができるだろう。

ステップ5は、公式化。
デザインした組織のルールを形式知化して共有することが大切だ。後任者にも分かるように文書化する。
すべての構成員が組織全体や次世代のことを考えて行動するように、組織デザインすることが要諦となる。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 タイトル
00: 00: 43 組織デザイン(2)組織デザインの実際
00: 02: 42 1.組織構築の現場
00: 05: 22 2.組織デザインの方法論 1)役割を与えるということ、仕事を任せるということ
00: 11: 01 間違ったやり方
00: 11: 50 正しい考え方
00: 12: 07 正しい考え方
00: 25: 30 2)組織デザインのステップ
00: 30: 58 Step1 役割分担
00: 40: 50 Step2 部門化
00: 42: 49 Step3 命令系統の設計
00: 48: 13 Step4 情報流通と調整機能の設計
00: 55: 40 Step5 公式化
講師紹介: 野田 稔(のだ みのる)
明治大学大学院グローバルビジネス研究科 教授/株式会社ジェイフィール 代表取締役社長
1981年野村総合研究所入社。同社にて組織人事分野を中心に多数のプロジェクトマネージャーを勤め、経営コンサルティング一部長を経て、現職。また、株式会社アミューズに所属しテレビ・ラジオ出演、著作・講演活動等でも活躍中。
著書に『燃え立つ組織』『最強のキャリア戦略』(共著)、 「やる気を引き出す成果主義ムダに厳しい成果主義』『コミットメントを引き出すマネジメント―社員を本気にさせる7つの法則』

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  アシスタント:孫 麻耶

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