ビジネス・ブレークスルーHOMEへ | 会社概要 | BBTサービス一覧 | サイトマップ | BBTサイトについて | お問い合わせ一覧 |

ログイン
BPUプロフェッショナル系 Information Technology > ITライブ147:村井 純

地域キャリアの将来像
~地域コンテンツIXとコンテンツの地産地消~
ゲスト:馬場聡氏(北海道総合通信網株式会社 S.T.E.Pソリューション部 部長)


概要:
総務省は「次世代ブロードバンド構想2010」を掲げており、2010年にはブロードバンドの普及率を100%にするという見込みである。
光ファイバーの社会基盤化が進み、通信環境の優劣だけで競争力を発揮できる時代が終わりつつある今、
地域キャリア(通信事業者)はどのような戦略をもって事業展開していくのか。
北海道電力の100%子会社である北海道総合通信網株式会社(HOTnet)の馬場聡氏をゲストに招き、地域キャリアの将来像を伺う。
北海道総合通信網株式会社(HOTnet)は、
北海道電力の100%子会社である電気通信事業者である。
平成2年にサービスを開始し、インターネットやFTTP専用線などの基本的なインフラ提供から、システムの構築や販売まで総合的な事業を展開している。
日本で初めてPHSによる完全定額ダイヤルアップサービスや高速イーサネットを開始するなど先進的な取り組みを行った企業として知られるが、
それは開拓者精神にあふれた北海道の企業であるということもあるが、電話系を母体としていないので従来の常識に囚われずに自由な発想で取り組めたということが大きい。

現在、日本では光ファイバーの整備が進み、世界的にみてもブロードバンド環境の進んだ国となっている。
そのため、インターネットの接続性などは“快適で当たり前”と認識されており、通信事業者がインフラだけで競争力を発揮するのは難しくなっている。
だから同社も“インターネットをどう使うのか”という価値を提供するためのサービスプラットフォームの充実に力を入れている。

また消費者は“インターネットは世界中どこにアクセスしても定額である”という認識を持っているが、
実際には通信キャリアがトランジット料金を負担しており、東京一極集中化している今日、
地域キャリアであるほど、物理的にその料金格差は大きくなる。
(例えば、地域内のコミュニケーションについても、一度東京のプロバイダを経由するというような無駄が生じる)
こうした地域の弱みを克服するためには、地域内で仮想ネットワークを作り、
コンテンツの流通をその中で行うという方法がある。これが、地域コンテンツの地産地消という考え方である。

例えば、地域行政、地域医療、地域防災などのコンテンツは地域キャリアがプラットフォームを作り、地域内のネットワークで流通することが有効である。
また地域キャリアだけではカバーできない機能についてはビジネスアライアンスで対応すればよい。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 地域キャリアの将来像~地域コンテンツIXとコンテンツの地産地消~
00: 00: 41 地域キャリアの将来像
00: 04: 35 HOTnetとは?
00: 10: 21 プラットフォーム・サービス「S.T.E.P」
00: 13: 44 これまでの取り組み
00: 24: 29 市場動向
00: 25: 38 キャリアのサービス開発の方向性
00: 34: 03 通信事業者の苦悩2
00: 48: 57 医療情報共有プラットフォーム
00: 50: 32 医療情報共有プラットフォームの構成
00: 54: 36 地域での取り組み例
00: 55: 49 地域活性化のあるべき姿
講師紹介: 村井 純(むらい じゅん)
慶應義塾大学環境情報学部 教授
慶應義塾大学工学部数理学科卒業、同大学院博士課程修了。1987年博士号取得。 1984年東京工業大学総合情報処理センター助手、1987年東京大学大型計算機センター助手。1990年慶應義塾大学環境情報学部助教授を経て、1997年より同教授。 1984年JUNETを設立。1988年WIDEプロジェクトを設立し、今日までその代表として指導にあたる。

『村井 純』をamazon.co.jpで検索
  アシスタント:内田 朱美

Copyright(c)