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> 組織人事ライブ483:川上真史

これからのタレントマネジメント


概要:

問いかけ:あなたの企業では、人的資源が最大限に活用されていますか?
もし、活用に無駄があるとすればどんな点ですか?

これまでは、社員が会社の価値観に合わせてくれていたので、タレントをマネージする必要性は薄く、社員のデータについても「スーパー人事部長」の頭の中に全てがストックされていることで事足りていたが、価値観が多様化している中、それでは不十分になってきている。
これからのタレントマネジメントはどうあるべきかについてシリーズでお送りします。
タレントマネジメントは、面、レベル、時間軸という次元で、体系的に考える必要がある。
  ・面=人材の特性的側面の管理(水平的分類)
  ・レベル=発達段階的側面の管理(垂直的分類)
  ・時間軸=状況変化への対応の管理

それぞれの次元は、具体的には以下のことをあらわす。
  ・面のマネジメント=能力的な特性の管理・拡大×人間的な特性の管理・拡大 ・レベルのマネジメント=コンピテンシー・レベル×モラール・レベル
  ・時間軸のマネジメント=環境変化・企業戦略の変化による人材の必要性変化/採用・退職などによる物理的変化

タレントマネジメントを行ううえで、最低限必要となる基本データも企業はしっかりと整備をしておかねばならない。
  ・各人材のできること、やりたいこと
  ・各人材のコンピテンシー発揮および意欲のレベル
  ・今後予測される人材マネジメントに影響を及ぼす変化

タレントをどう動機づけるかも重要な問題である。人材の動機づけのキーワードは、
  ・今担当している仕事内容そのもの
  ・上司のリーダーシップ力そのもの の2つに集約される。「仕事だから、上司だから仕方ない」は通用しなくなっている!

また、エンゲージメントにつながる要素は、仕事に対する「意欲、プライド、熱中」の3つであり、各要素は「意義・能力・難易度」のバランスによって高められる。
  ・意欲=意義と能力のバランス
  ・プライド意義と難易度のバランス
  ・熱中=難易度と能力のバランス

次に、上司のリーダーシップについて、3種類のリーダーシップの違いを見る。
  ・Mobilizing:全く新たなモデルを作り出す
  ・Visioning & innovating:問題を率先的かつ想像的に解決する
  ・Socializing:メンバーとの安定した関係を作る

3つのリーダーシップは、ビジネスの高度化→ビジネスの混沌化→ビジネスの安定化というサイクルの中で変化していく。

近年のタレントマネジメントは複雑化しており、頭の中だけでの管理は不十分となってきている。
また、タレントの動機づけには、仕事の魅力的な設計と最適なリーダーの配置が不可欠である。

講師紹介: 川上 真史(かわかみしんじ)
ワトソンワイアット株式会社コンサルタント
早稲田大学 文学学術院 非常勤講師 株式会社アトラクスヒュ-マネージ 顧問
京都大学教育学部教育心理学科卒業。産能総合研究所、ヘイ・コンサルティンググループを経て、現職。 数多くの大手企業の人材マネジメント戦略、人事制度改革のコンサルティングに従事。

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  アシスタント:岩崎里衣

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