株式会社イー・マーケティングは、富裕層に特化したマーケティングを行う企業である。
具体的な事業活動としては、金融資産1億円以上の資産家に向けたマネー&カルチャー誌「SEVEN HILLS」の出版発行、ウェブサイト「SEVEN HILLS」の運営、
セミナーやイベントの運営活動などに加え、2005年秋には、サービス=コンシェルジュ事業を始めている。
同社が事業を開始した1999年当時は、富裕層に対するビジネスという発想すらなかったが、バブル崩壊後でも世界で2番目に富裕層が多い(128万人)国である日本の現状を知り、
必ずビジネスになるという信念で事業を続けてきた。当初は業績が伴わなかったが、近年、富裕層バブルとも言うべき状況になり、業績を向上させている。
日本には土地長者などの旧タイプの富裕層のほかに、バブル崩壊後に増加している“ニューリッチ”と言われる富裕層がいる。
彼らには従来のマーケティング手法では十分にビジネスすることは困難であり、10年以上のノウハウを蓄積してきた同社が競争優位を持っている。
富裕層を対象にビジネスをすることは、収益効率を高めるだけではなく、ブランディングにも有利であり、これからの市場を偵察する意味もある。
彼らの5大ニーズである資産防衛、社会貢献、美容・健康・アンチエイジング、エンターテイメント、セキュリティは、今後拡大する市場となる。
したがって、多くの企業が富裕層の動向を知りたいと考える次第である。
起業する際に目先の儲けに目を奪われて市場参入すると厳しい競争に晒されることとなる。
同社は、誰も目をつけない市場に参入をし、情報やノウハウを蓄積してきたからこそ、大手が新規参入してきても、トップであり続けることができるのである。
当面の利益を稼ぐことも重要であるが、10年後の需要を見据えた起業をしてもらいたいと語る。