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アタッカーズ・ビジネススクールアワー > アタッカーズ・ビジネススクールアワー21

これからの起業家に必要なもの


概要:
市民バンク代表 片岡 勝氏

「社会の役に立ちたい」という希望を現実のビジネスの中で融合させた起業家、片岡勝氏。彼は発展途上国の自立と経済支援のために現地の民芸品や特産品を直接輸入販売する「第3世界ショップ」を全国300 店舗まで育て上げました。社会性のある事業を始めたいという起業家に対して無担保で低金利 の融資を行う「市民バンク」についてもお聞きします。

●経済を成すポイントとは

経済を支えていくには重要なポイントがあります。それは「1.現場に近い こと。2.自発性を組織化できること。3.リスクを取れること」という3つの事項です。このどれもが自治体には欠けています。

工業化社会から情報化社会への転換期にあたり、これまでのようなシステムでは立ち行かなくなることは目に見えています。これからは、物をどんどん作って儲けようという産業形態ではなく、豊富な資産を使ってどれだけ役に立つことを行えるか、というのがキーワードになってきます。

●経済は後から付いてくる

「社会の役に立つビジネスは何か」。言い換えると「社会の矛盾に対して、 問題となる部分を解決しよう」というのが、これからの事業の主流となる筈です。

社会的に意味のあること、社会に貢献することが何であるかをいち早くとらえ、それを先駆けて行うことが重要になってきます。まず金を儲けようとして始めるのではなく、社会からの必要性が迫られるようになれば、経済はいくらでも後から付いてくるものです。

●「第3世界ショップ」と「市民バンク」

発展途上国の自立と経済支援のために、現地の民芸品や特産品を直接輸入販売する「第3世界ショップ」を全国300店舗まで育て上げました。また、社会性のある事業を始めたいという起業家に対して、無担保で低金利の融資を行うという「市民バンク」や、女性のための世界銀行の日本代表を務めています。

「市民バンク」は日本でビルゲイツのような起業家を育てるつもりはありません。利益が唯一の経営目的ではなく、社会性と個性、経済性のバランスのある事業育成がねらいです。金融機関も勘違いしていますが、起業でいちばん重要なのは資本ではありません。社会のニーズに答えようという志と人材の質です。

「市民バンク」がこれまで1件の貸し倒れもなく焦げ付きも起こらないのは 、共感をベースとした事業だからです。奉仕の精神で事業をしているので、あまり儲かっていなくてもとにかく借金を一生懸命に返済してくれます。

●これからはネットワークビジネス

先日、モザンビークに行き、元の

講師紹介: アタッカーズ・ビジネススクール(あたっかーず・びじねすすくーる)
大前研一が塾長を務めるアントレプレナー(起業家)養成学校、アタッカーズ・ビジネススクール。「アタッカーズ・ビジネススクールアワー」では、その講座の中から選りすぐりの講演をお届けします。現在活躍しているトップ起業家が成功するまでの苦労話をおりまぜながら、その成長要因や戦略の本質を本音で語ります。

<大前研一のアタッカーズ・ビジネススクール>
お問い合わせ先:03-3239-1410
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