営利企業の使命とは何であろうか。
解答の一つとして持続的な成長がある。それでは何が持続的な成長の妨げとなり、いつ営利企業は持続的な成長の達成という使命を果たせなくなるのだろうか。
現状に満足し向上心がなくなることや、構築するのに時間が掛かる信用が、スキャンダル等により一瞬で無くなる時であろうか。
GEはフォーチュン誌の2008年尊敬される企業ランキングで3位であった。
1位はアップルに譲ったものの、過去2年トップであった。
GEは1878年の創業、130年間にわたって一流企業として存在している。
首尾一貫したビジネスモデルを持ち、
強い事業構成、
共通に取組む課題、
人材育成
の3つを重要なものとして掲げ、サイズを競争優位に活用するという首尾一貫した戦略を採用している。
イメルトはGEをハイテクインフラ産業に変えていくことを謳い、事業を成長のエンジンとなるものと、キャッシュを生み出すものに分け、新しいビジネス・ポートフォリオを構成した。
リーダーにはこれまでと違う能力が求められているという認識のもと、人材育成に力を注いでいる。
「環境変化への対応が種の存続の条件である」とダーウィンは言ったが、これは「企業の存続にはイノベーションが必要」ということに当てはまり、
GEがなぜ尊敬される企業として、持続的な成長を続け、存在していることの理由にもなる。
チャクラバルティとロランンジェは事業イノベーションのフレームワークとして市場と能力の組み合わせを、それぞれ既存と新しいものに分け、4方向への事業展開を考えた。
GEはその4方向の事業展開をバランス良く行っていることがわかる。
同誌では尊敬される企業の評価基準として
Innovation,
People management,
Use of corporate assets,
Social responsibility,
Quality of Management,
Financial soundness,
Long-term investment,
Quality of products/servicesの8つを挙げている。
皆さんは自分の会社をどう評価しますか。