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> BCG戦略リーダーシップ03

変革リーダーシップ


概要:
リーダーとして組織を変革するためには、
思いつきや過去の体験に囚われていては、成功はおぼつかない。

今回は変革を進めていく上で、リーダーに有効なスキルについて考察する。

その一つは、組織の状態を把握し、対策を考えるための「RWA分析」である。
もう一つは、組織を生き生きとした強いものにするための「規律」と「動機付け」を両立させるための手法である。
それぞれの手法の具体的な進め方や、細かな分析方法について紹介する。

参考図書:「リーダーシップの旅 見えないものを見る」野田 智義、金井 壽宏著(光文社新書)

リーダーとして組織の変革を進める上で、その障害となる第1の要因は、
リーダーが言ったはずなのに、チームメンバーがそれを実行に移さないことである。

確かに、リーダーが言ったからといってメンバーが聞いているとは限らない。
聞いたからといって理解したとは限らない。
理解したからといって腹に落ちたとは限らない。
腹に落ちたからといって行動に移したとは限らない。
行動に移したからといって業績結果が出るまで継続したとは限らない。
リーダーは誰がどのハードルで倒れているかを把握し、
ハードルごとの打ち手を立案実行することが必要である。

変革のハードルを越えるためには「RWA分析」を使うと有効である。

これは、組織の状態を
Ready(やるべきであるという理解)、Willing(やりたいという気持ち)、Able(できるという行動)
の3つの要素から把握するものである。
それぞれに質問項目があり、メンバーへのアンケートをとることで調査する。
ただし、企業の事情によって、質問項目はカスタマイズする必要がある。
この調査結果をもとに打ち手を考えるのである。

変革の障害となる第2の要因は、組織が生き生きとしていないことである。
組織が生き生きと活性化し、強くなるためには「規律」と「動機付け」の両立が必要である。

組織活性度を調べるためには、
目標設定、役割分担、成果測定、コラボレーション、スキル開発の5つの要素について、
規律と動機付けの両方から分析する。
それぞれの点数を、合計してマッピングすることでその組織の現在地を知ることができる。

さらに、そのデータを細分化して分析することで特有の課題を具体的に診断する。
例えば、個別要素の強み弱み分析、属性別のギャップ分析、課題の優先順位付け、セグメント別のスコア分析などで、どこにどのような課題があるのかを調べるのである。

変革にあたっては、組織もリーダーも過去の体験や思いつきで行動しがちであるが、
今回の2つの手法は、変革の羅針盤として今の立ち位置と進む方向について考えるヒントを与えてくれる。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 変革リーダーシップ
00: 00: 51 本日のテーマ
00: 00: 58 BCG戦略リーダーシップ
00: 02: 15 変革リーダーシップ現時点の立ち位置
00: 04: 58 トップからすれば「言ったはず」だが・・・
00: 08: 04 狙いを定める:RWA分析
00: 13: 44 RWA分析の一般的な質問項目
00: 24: 15 演習
00: 33: 29 RWA分析の例
00: 40: 00 「高活性化(強い)組織」の構成要素と・・・
00: 42: 29 組織活性度を考える枠組み
00: 45: 02 「組織診断」の結果とパフォーマンス(目標・・・
00: 46: 34 BCGの組織活性度診断アプローチ概要
00: 49: 14 アンケート調査により“現在地”をマッピング
00: 53: 34 さらにデータを細分化して分析する・・・
00: 55: 19 個別要素ごとの診断結果を統合し、・・・
00: 56: 26 部門別、階層別に因数分解し・・・
00: 58: 06 ...どこの部門にどんな課題がある・・・
00: 58: 22 階層別にも、どこにどんな課題が・・・
00: 59: 14 本日のまとめ
講師紹介: 太田 直樹(おおたなおき)
株式会社ボストン コンサルティング グループ パートナー&マネージング・ディレクター
東京大学文学部卒。ロンドン大学経営学修士(MBA)。モニターカンパニーを経て現在に至る。ハイテク、情報通信、製造業を中心に、組織戦略策定・実行支援、企業ビジョン、事業開発、業務プロセス改革等のプロジェクトを数多く手掛けている。特に、グループ経営に関するプロジェクトの経験が豊富。

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  アシスタント:波多野里奈

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