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BPUプロフェッショナル系 イノベーション > イノベーションライブ315:一條和生

Must Win Battle ~競争に絶対に勝つ実行計画~


概要:
問いかけ:「皆さんの会社では変革に成功してい ますか。最近の成功事例、失敗事例を教えてください。また成功ないし失敗の理由は どこにあったと思いますか。」


企業は、市場において競合と様々な戦いをしている。
企業のマインドも、現状維持ではなく常に変化していかなくてはならないことを認識している。
つまり、変革を継続しながら競合に勝つこと(Must Win Battle)が必要とされているのである。
しかし、変革を実行することが最も難しい。

今回は、変革の実行計画の部分を、「Must Win Battle」をキーワードとして体系的に解説していく。
全3回シリーズの第1回目である。

変革をリードするロードマップは、6ステップ。
 ①変革の論拠―なぜ今なのか? 
 ②魅力的なビジョン 
 ③変革へのアプローチ 
 ④変革の実行計画 
 ⑤誰から、どのようにして支援を受けるか 
 ⑥確実にフォロースルーする方法 
である。

第1ステップが最も重要であり、ここが稚拙だと次のステップも上手く行かない。
逆に、第1ステップが良ければ、相乗効果でスパイラルアップしていく可能性が高い。
今回の講義では、①と②について解説する。

変革の論拠は、短く、簡潔な言葉で、説得力がなければならない。
 ①信憑性があり、何が問題なのか分かるか 
 ②現状への不満があるか 
 ③変革が急務との認識があるか 
が、A4で1枚の量でまとめられていることが目安である。
何よりも説得力のある変革の論拠を作ることが大切である。
変革の論拠がないと、惰性が変革を殺してしまうからである。

なぜ、変革の論理が必要か?それは、組織が変革の必要性を認められないからである。
企業は、効率的・戦略的に動きたいと考えている。その為、物事を選択して何かに集中することになる。
それが自社の行っている事に集中するあまり、全体像が見えなくなる弊害を生む。
また、物事の動き方に関するメンタルマップを持っており、過去の成功体験に固執してしまうからである。

次に、魅力的なビジョンとは、自社が今後どちらの方向に向かっていくのか明確に示す事である。
抽象的では何をしていいのか分からず実行に繋がらない為、具体的でなければならない。
魅力的なビジョンの要素は4つある。
 ①何を伝えるのか 
 ②合理的な要素:納得が行くか 
 ③感情的な要素:エキサイトしているか、コミットしたくなるか、オーナーシップを取るか 
 ④政治的な要素:利害関係者にとっても納得が行くか 
である。

最後に、ビジョンを策定する際は、ミッション・バリューも同時に考えなくてはならない。

 講義タイムテーブル:
スライド 時間 タイトル
00: 00: 00 タイトル
00: 04: 29 皆さんの会社で行われた変革の結果は?
00: 07: 18 変革をリードするロードマップ
00: 15: 05 変革の論拠
00: 18: 49 変化を見ることができない
00: 19: 48 変化を認められないのが大きな障害になる
00: 27: 17 カリフォルニアの地図
00: 28: 58 変革は急務だと認識されているか
00: 36: 33 変革をリードするロードマップ
00: 37: 44 クイズ
00: 49: 51 魅力的なビジョンの要素
00: 56: 28 ビジョン、ミッション、バリュー
00: 59: 02 ビジョンに説得力があるか
講師紹介: 一條 和生(いちじょう かずお)
一橋大学大学院国際企業戦略研究科 教授
日本における知識創造理論の権威の一人。1996年には、ダイヤモンド・ハーバードビジネスが行ったアンケート調査で、研修トレーニングに企業からよく求められる20人の大学教師の一人に選ばれている。一橋大学社会学研究科博士課程卒業。ミシガン大学経営大学院にて博士号(経営学)。
専門は組織論。

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  アシスタント:西野 七海

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