グローバルビジネスで戦える人材になるためのヒント"The Essence of BBT"
就職困難者への雇用創造ビジネス

社会変革型リーダーの構想力08

ゲスト:渡邉幸義氏(アイエスエフネットグループ 代表)

 

■就職困難者への雇用創造ビジネス
法定雇用率の引き上げを背景に企業における障害者の就労支援が課題となる中、彼らはもとより、ニートや引きこもりなど、さまざまな就職困難者への雇用創造ビジネスで売上高100億円を誇る会社がある。環境さえ用意できれば働くチャンスが生み出せることを信念に、学校から雇用まで一気通貫サービスを目指し、人々の居場所づくりにも寄与している。今回はアイエスエフネットグループ代表の渡邉氏をゲストに迎え、事業内容や経営理念、独自の構想法について伺う。

 

■渡邉氏
渡邉氏は、武蔵工業大学(現東京都市大学)を卒業後、1986年に外資系IT企業に入社。経験を培った後の2000年、株式会社アイエスエフネットを創立。その後多様なNPO法人やグループ企業を立ち上げ、2015年にアイエスエフネット高等学院明蓬館SNEC青山を開校し学院長に就任。『雇用創造』など多数の著書や、事業における数々の受賞歴を持つ。

 

■人材育成の楽しさと喜び
小規模ながらもマーケティング志向で衣料品店を経営していた両親を見て育ち、起業の志を持って就職。先を行くアメリカのIT情報に接する職場にいて、日本でもインターネットサーバー事業が進展すると確信して創業。まだ揺籃期で技術者も少なく、採用基準は労働意欲と向上心、無知識・未経験者歓迎をうたって人材募集したところ、設立5年で社員数1千名へと急成長した。人材の約3割に長期的視野の教育が必要だったため、濃密な関わりを通して人を育てることに楽しさと喜びを感じ、雇用創造事業に軸足を移していった。

 

■「雇用創造オフィス」
事業内訳はIT、初歩からの社会人教育、障害者の職業訓練、営業活動に大別され、行政との連携で地元密着の分社化が進み、海外拠点も8カ所を数える。農福連携の6次産業化で、小規模多業種の雇用出口を創出。2013年には、一つのビルに訓練から就労の場まで全部を入れ込んだ「雇用創造オフィス」を開設。沼津市や呉市を皮切りに全国展開を見込んでいる。

 

■「未来ノート」
同氏にとって構想力とは、希望を生むための力。家族の思いを背負い、可能性と機会提供に腐心する中、京セラ稲盛氏の盛和塾で判断の軸を学び、さまざまな経営者哲学を参考にし、つくり上げたのが「未来ノート」。毎朝200個の課題を書き入れる。有望はたいてい1個で、残り199は失敗するが、1年繰り返せば365個の成果が積み上がる。長年の継続を糧に、社会貢献とビジネスを両立させる渡邉氏は、日本のみならず世界196カ国への事業所展開を本気で計画している。著書の『未来ノートで道は開ける!』も参考にされたい。

 


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