グローバルビジネスで戦える人材になるためのヒント"The Essence of BBT"
非効率はビジネスチャンス ~生産性向上~

アントレプレナーライブ181

ゲスト:富田直人氏(株式会社イノベーション 代表取締役)

 

■株式会社イノベーション
日本社会の問題点は、いまだに無駄が多く非効率な働き方をしていることだが、視点を変えると、そこにビジネスチャンスが転がっているということになる。株式会社イノベーションは、全ての働く人が仕事を通じて感動と成長を得られるよう、法人営業を変革させるという理念を掲げ、2000年に事業をスタートさせた。創業から17年、世界はITの発展で激変する中、イノベーションはBtoBに特化した戦略を変えていない。
本講座では富田社長に、法人向け事業の詳細、理想とする労働環境等、思いの丈を語っていただく。

 

■オンラインメディア事業
日本の非効率な営業に対して、イノベーションはITを使ったインバウンド(見込み客)営業やコール、ルート巡回といった効率的な方法を提案する。事業軸は主に二つ。一つはオンラインメディア事業という、比較検討・資料請求サイトの運営だ。中にはIT製品を比較する「ITトレンド」と、研修等の人事関係を比較する「BIZトレンド」のホームがあり、ベンダーは自社製品や人事サービス案内をサイトに掲載する。掲載料は無料、ユーザーから資料請求があった場合のみ1件1万円を課金するシステムだ。事業の強みは、掲載側とユーザー側の両軸に、同社自らが行っている効率的な営業方法やサイト集客力のノウハウを提案し、サポートしている点である。

 

■セールスクラウド事業
二つ目はセールスクラウド事業、マーケティングオートメーションツールの「リストファインダー」で、集めた見込み客に対しての営業をサポートするもの。例えばリストファインダーに顧客の名刺情報を入れると、自動でメールを送信し行動分析がされる。そのデータを見て、営業活動を行えばいい。いずれも対中堅中小企業に特化しており、日経BP社等の提携パートナーと情報共有しながら新領域にも間口を広げ、質の高い創造的な営業職が提案できるよう、開発を続ける。

 

■「自ら機会を創り出す」
富田氏は会社を1人でスタートさせたが、当初は社員採用もままならず、企業力は採用あってこそだと実感した。2015年までは自分の得意技を生かしたテレアポ代行とウェブの広告代行を行っていたが、下降気味になったとき、温めておいた本事業にチェンジ、翌年、上場を果たした。座右の銘は「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」。機会を待つのではなく、自ら創り出して次に進もうということで、上場もこの言葉に背中を押された。副社長の岸本真行氏によると、社長は常に営業・管理の最前線にいて、ベンチャーのスピード性を感じたという。頂に登らないと次は見えないが、新技術の対策はとの講師の問いに、AIによって人間の領域がどう変わっていくのかも楽しみなエリアだと答えた。

 


★ Business Breakthrough Chは、スカパーとインターネットにて番組を配信しています。ダイジェスト版を特典映像として公開しました。
→ http://bb.bbt757.com/
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