現代の経営戦略
Air Campus画面サンプル
7月日系進出企業
RE:7月日系進出企業
RE`2:7月日系進出企業
RE`2:7月日系進出企業
RE`3:7月日系進出企業
RE`2:7月日系進出企業
7月日系進出企業
日付: 2002/07/28 (日) 16:49:00
送信者:Shimajiro
題名: RE^2:7月日系進出企業


> 最後に残る数社になれないものは、初めからやめとけ、と言うことなのですが、しかし、作れるものは参入したくなるのがメーカーの常ですからね。 トラックも最終的には4社、フィルムは世界で4社。地ビールも今となってはほとんど全滅。結局オリオンさえ経営危機になり4社体制に逆戻り。 結局、企業成功の鍵(KFS)というのは作るという行為だけでなく、販売したり、サービスしたりといういろいろな機能に分散しており、 実は作るという行為自身はそれほどの差別化要因にならないと言うことを、中国を通して改めて学んでいるのですね。

「作れるものは参入したくなるのがメーカーの常です」のご指摘はメーカーの本質をついていると思います(ちなみに小生もメーカーの人間です)。 特にこの2ヶ月間の中国問題を考えてみて、自社のKSFは何なのか改めて考えさせられます。

大きな流れとしては、How to makeは中国(韓国、台湾)で行って、What to makeは日本(自社)で行う形態になると考えられます。 How to makeで自社の優位性が保てるのであれば、マツオカ、マブチ、フォスター電機のように、中国に出向いて生産すべきですが、 自社のKSFがHow to makeになく、foundaryなどが成長していれば、foundaryを使いこなす方がリスクが少ないように考えられます。

但し、What to makeの領域は自社で行うようにしなければ、メーカーとしての存在価値がなくなると思います。 そのためには、最先端技術を開発できるmother工場のような最小限の生産設備を有することも必要かもしれません。

_/_/_/ 2002年7月28日(Sun) Shimajiro _/_/_/