現代の経営戦略
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7月日系進出企業
RE:7月日系進出企業
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RE`2:7月日系進出企業
7月日系進出企業
日付: 2002/07/14 (日) 23:13:00
送信者:Ohmae
題名: RE:7月日系進出企業


> 競争は、相手をつぶすまでやるのが、中国流、市場を奪う為には、手段を選ばず、という中国流が、上記の現象を生み出し始めている。 究極の資本主義競争が、最も激しく実践され始めた中国で、いったい誰が、利益を得るのか、最後に勝ち残った少数のものだけか? 本当に、バンドワゴンにのって、浮かれていける市場でないことだけは、確かである

仰るとおりですね。でも、こうした状況は、戦後の日本でバイクのメーカーが270社近くあった時と似ています。 自転車も中国最大のメーカーが今経営危機になっていますが、理由は既に自転車からバイクや自動車に需要がシフトしてきているからです。 日本もパソコンを作っている会社が80年代の終わりには200社もありました。今は何社が残っており、また儲かっているのでしょうかね。 中国は厳しいけど、日本も決して易しくないですよね。ロボットを作る会社もかっては350社もありましたが、ずいぶん淘汰されました。

最後に残る数社になれないものは、初めからやめとけ、と言うことなのですが、しかし、作れるものは参入したくなるのがメーカーの常ですからね。 トラックも最終的には4社、フィルムは世界で4社。地ビールも今となってはほとんど全滅。 結局オリオンさえ経営危機になり4社体制に逆戻り。 結局、企業成功の鍵(KFS)というのは作るという行為だけでなく、販売したり、サービスしたりといういろいろな機能に分散しており、 実は作るという行為自身はそれほどの差別化要因にならないと言うことを、中国を通して改めて学んでいるのですね。


_/_/_/ 2002年7月14日(Sun) Ohmae _/_/_/