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技術職から経営戦略部門へ


稲田 知己 (2003.10卒業) 日立電線勤務

工学部卒業後、メーカー入社。半導体材料の研究開発および製造を経て、現在は経営企画室。全体最適化の視点で社内の経営課題を抽出し経営幹部に対して解決策の提言を行う。分担執筆書に『バルク結晶成長技術』、共同著書に『ソフトウェア企業の競争戦略』(ダイヤモンド社)


Bond-BBT MBA 受講の動機

以前から社内で管理者教育として経営研修-戦略論、論理思考、リーダーシップ、キャッシュフロー経営などの科目-を受けておりましたが、しかしもう少し系統的な勉強をしてビジネス上の問題点を深く考えられるようになりたいと思い、論理思考のセミナーテキストであった「企業参謀」をきっかけにBBTに出会いました。 経営の最新の話題を視聴するうちにMBAのフルコースを受講したくなり、Bond-BBT MBA。 に入学しました。」

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実際受講して「面白い」「役に立つ」ということ、また「大変なこと」

大前教授の『経営戦略』では、本質的な問題に迫る重要性、経営戦略を考える際には『見えない物が見る構想力』が重要であることを学びました。実際の業務でも、「要するにそれは何なのか」「なぜそう言えるのか」を常に考えるようになりました。『アントレプレナーシップ』では課題レポートで、ベンチャー企業のアントレプレナー5人にインタビューし、彼らの強いメンタリティーと、人脈を大事にされる姿勢に強く刺激を受けました。『経営情報システム』の課題レポート、BPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)では、受講生仲間のシステムインテグレーターの方が持っていた本格的な業務フロー分析ソフトを借り受け使用して、 実際に自分の部門の業務上価値フローがどうなっているのかを分析しました。『人事組織』で学んだ「What構築力」「サッカーボール型の自立的な組織」などは、実際部下の指導に応用しました。「ポジティブアクション(女性の社会進出を支援する問題)」について取り組んだ時には、社内の女性社員や人事部にアンケートをお願いし、書いたレポートはその後、自社の取組みとして活用して貰うよう人事部に提供しました。『マーケティング』では、学習したフレームワークを自社の戦略解析に応用し、様々な課題を発見する事になりました。最近では経営幹部に戦略の修正案を提言することに役立てています。『ベンチャー企業のファイナンス』 『ファイナンス』の学習は、海外に子会社を創設した際に、キャシュフローのフィージビリティスタディをするのに役立ち、最近でも、各種投資判断(大型設備投資、新会社設立、M&A等)においても役に立っています。


これらの課題やディスカッションを通じて、自分の論の不確かさが明確になり、他の方の異質な考え方に触発され、右脳と左脳の刺激になったと思います。現在も社内勉強会を開催し、部下への指導を行っています。


最も大きな問題は学習時間でした。仕事の忙しい時期でも少しでも学習を進めるよう、出張先でも勉強しましたし、オンライン・ディスカッションにも出張先から参加しました。土日も殆ど全てを勉強に充て、この2年間は好きな釣りもゴルフも全くやりませんでした。しかし私の場合、家族の犠牲ということは殆どなく、当時高校・中学生だった3人の子供と一緒に勉強していたようなものでした。 子は親の背中を見て育つと言いますが、一人の子供は自分もMBAを取りたくなったと言っています。 子供たちは私が買った大前さんの本を読み、大前ライブも私と一緒に見ています。 彼らが自分で考えること、判断するための軸、といったものを身につけつつあるのを感じ、これはこのコースを受講した副次効果です。

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今後のキャリアビジョン

MBA取得がきっかけで、全社的な経営戦略を策定する部門に異動となりました。MBAで学んだ知識の実践のチャンスと思い、前向きに取り組んでいます。


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