【第2部】ネットワークを構築するために自分が実践してきた7つのこと
(修了生/山田朋幸さん)

【第2部】ネットワークを構築するために自分が実践してきた7つのこと(修了生/山田朋幸さん)
前回は、コミュニケーションの仕事に携わる山田さんがどのような考えを大切にして受講生・修了生の方々との交流を深めていかれていたかをご紹介いたしました。

人的ネットワークの構築はMBAプログラムの醍醐味のひとつ。真剣に学ぶからには、勉強から得られる知識や思考力などに加え、人とのつながりも大切にしていきたいものです。

今回は、ネットワークが広いといわれる山田さんがそのためにどのようなことを行っていたのか、そのポイントを7点に集約してご紹介したいと思います。

▼前回の記事はこちら
【第1部】ネットワーク構築に不可欠なのはGive & 5A!

ネットワークを広げていくために自分が実践してきた7つのこと

Bond-BBT MBA内で人とのつながりを築いていくために、私は以下のことをよく行っていました。

1)同じ人とばかり逢わない
グループプロジェクトなど、課題に人と一緒に取り組む際には同じ方々とだけ組み続けるのではなく、できるかぎり異なる方々と一緒にやるようにしています。また飲み会も様々な人とお会いするように小さなものに多く参加しています(大勢だとあまり深くお話できないので)。

2)他人の評価を気にしない
第三者からある特定の方について、例えば「癖がある」とか言われてそれをいちいち気にしていたら、人とのつながりは狭くなってしまう。だから自分は気にしないですし、他の人がそうならないように他人の評価もしません。「Aさんは○○ですよね」と言われても何も言うこともありません。他の方の中には、Aさんが良いと思っている方もいるわけですから。

3)常にどこかとつながらないか考えてみる
例えば「品川に居住・勤務しているグループ」や「統計の授業が駄目だった人のみの次こそクリアするぞ!勉強会」などテーマを設けて人が交流できる機会を作り出し、自ら様々なつながりを、期を超えてもつことができるように仕掛けていきました。また他のグループ(例、カレー好きの集まり「ボンカレー」や美味しいお店での集まりが多い「横浜会」等)でも興味があれば積極的に参加するようにしていました。Tomoyuki会なんていうのもやったことありますよ!

4)メッセージはマメに送る
人と新たにつながったり再会したりした場合、必ずお礼のメッセージなどを送るようにしています。また、何かメッセージをもらったら必ず返信をするようにしています。意外とできている人が少ないのですが、このようなマメなやりとりをしているか否かが、実はとても大切です。一言お礼を言うことも嫌がる人はいないですよね?また、お会いした後Facebookで繋がる時も最初の会話についてなど触れます。そうすると次回にお会いする時に「このような会話をした方だったなぁ」とたとえその方がFacebook等であまり普段の情報発信をされなくても思い出しやすいですから。

5)世代の違う方と付き合う
年上の方々との交流は抵抗ありません。人生の先輩方は後輩に優しいものですし、心広く、交流をすると可愛がっていただけることも多いです。難しいのは、年下の方々と交流することができるかどうか。話題が見つからないことなどもあるのですが、そういったハードルを飛び越えて一緒に遊びに行くようにしています。また年下の方からもフラットに接してもらえるような関係性作りも工夫しています。

6)家に泊まっていただく
同期の方々を含め、我が家によく泊っていただいています。Study Tourの続きのような感覚で行っていて、夜遅くまで話が盛り上がることもあります。また自宅に招くということで親しくなりやすいと思います。

7)何か自分に役に立てることに気づけば申し出る
人とのつながりを促進するようなグループを作り親睦会を企画したり、勉強ではお役に立てないと思えば、スケジュール管理など事務的なことをしたり、誰かが困っていたら、知っていること経験したことは細かくお話したり、といったことをしたりしていましたし、今もしています。意外と勉強だけでなくてもそう言った事務的なことや打ち上げを行うことなどもお役に立つかもしれませんよ。

「伝えること」と「伝わること」は違います。それをまず意識することが大切です。いくら自分が伝えようとしても、相手がどう理解するかは別ですよね。

人との交流において大切なのは、自己肯定ではなく自己受容。自分の考えだけに固執せず、あるがままを受け入れながらも、言い訳はせず、駄目だと思ったことを修正していく。その積み重ねで、様々な人と良いつながりができるのではないかと思います。日々アップデートしていく形でいくといいのではないかと考えています。

こちらの写真は、たまたま先日、ストックホルムのノーベル博物館にて見つけたノーベル経済学賞を取られたマイロン・ショールズ氏の言葉です。コミュニケーションもこのようなものではないでしょうか。

この不確かさの中を生きていく上で、自分は“Openness, Fairness, Equal, Positive, Optimism, Proactive, and Tolerance ”を大切にしていきたいと感じています。人の失敗は基本的にスルー、自分が失敗しても諦めないで、そこから次に進むことができれば、それでいいのではないでしょうか。

Always smiling and laughing !

他者にいかに貢献するか?(Bond-BBT MBA事務局より)

今回の連載記事はいかがでしたでしょうか?Bond-BBT MBAプログラムの受講生・修了生の中でも幅広いネットワークを築かれている山田さん。そのためにご自身ならではの考えで、受講生・修了生の方々といかに向き合っていらっしゃるかが本当によく伝わってきます。だからこそ、多くの受講生・修了生の方々と仲良くなれるのではないでしょうか。

オンラインMBAプログラムだと人とのつながりができないという話を聞くことがあります。しかし、一番大切なのは、オンラインなのか通学なのかではなく、どのようにして他者に関わるか、貢献していくかなのではないでしょうか。通学の学校に通って学んでいるからといって、必ずしも財産となるネットワークを築けるとは限りません。人のつながりとは、そういうものなのではないでしょうか。

コミュニケーションの仕事に関わる山田さん。今後のますますのご活躍をお祈りしています!

▼前回の記事はこちら
【第1部】ネットワーク構築に不可欠なのはGive & 5A!

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