MBA(経営学修士)とは?

MBA(経営学修士)とは

MBAとは、Master of Business Administration の略称であり、組織にとっての経営資源であるヒト(人的資源管理)、カネ(財務会計)、モノ・サービス(オペレーション、マーケティング)、情報、に関わるテーマを体系的に学ぶことができます。これに経済を理解するためのマクロ・ミクロ経済学が加わり、基本的なMBAの科目が構成されます。これらの知識をベースに実務的な経営戦略を学ぶMBAは、他の分野の修士号とは異なり、職業的能力の習得を意味する専門職学位(Professional Degree)に位置づけられています。

日本だけでなく、新興国でも注目度が増してきたMBA

グローバル化が急速に進むビジネスの世界で、経営戦略やM&Aといった「国際標準」としての経営スキルが、企業収益に大きく影響し始めた事によって、日本でも体系的かつ実践的なビジネススキルを学べるMBA教育が注目されるようになってきており、国内での需要は増してきています。さらに、最近では日本だけでなく、新興国を代表する中国やインドなどでも、急速な経済成長を支えるべく、MBAで得られる体系的な知識が必要とされるなど、世界的に見てもMBAのニーズは高まってきていると言えます。

身近になりつつもハードルの高いMBA学習

以前は数千万円のコストをかけて、欧米の大学院に2年間留学しMBAを取得するスタイルが一般的でしたが、日本国内でも2001年頃から、社会人を対象にしたビジネススクール(経営大学院)が次々と開校されました。

現在では忙しい社会人が会社を辞めずにこうしたMBAの学びを進められるよう、夜間や週末の通学をベースにした社会人MBA大学院や、本プログラムのようにITを活用した遠隔学習型のMBA大学院などが次々と開校されています。 ただし、欧米と比べ、終業時間が遅く、不規則なスケジュールで働くことも多い日本の社会人にとって、毎週決められた曜日にキャンパスに通学することがなかなか難しいのも現実です。

そのような状況の中、仕事や家庭と両立しながらいかに学び続けるかという点をしっかり考える必要があります。中には急な出張や会議、転勤や海外赴任などがあるという方もいらっしゃるかもしれません。日々忙しく時間が限られている中、そして環境の変化が起こり得る中、学びをいかにして継続していくかという点は間違いなく重要な視点です。

また、グローバル時代にプロフェッショナルとして活躍するには、英語は必要不可欠。日本語をベースにした国内のMBA教育の中で、英語力をいかに向上するかも大きな課題となっています。しかも、海外のビジネスパーソンとビジネスを行うためには、当然「英会話ができる」ではなく「英語でビジネスができる」といったレベルの英語力が求められます。そのような力を身に付けるためには「英語を学ぶ」ことに加えて「英語でMBAプログラム(ビジネス)を学ぶ」ということも重要になってきます。

日本国内でそのような機会はまだ非常に限られていますが、現在は海外の英語のMBAプログラムをオンラインで受講することできるようにもなっています。オンラインであっても学ぶことができる内容は通学のMBAプログラムと同等かそれ以上のものも。そのようなプログラムを活用し、「英語でビジネスができる」レベルにご自身の力を鍛え上げていくことができます。

現在は、1科目からスモールスタートすることができる単科コースを設けているMBAプログラムもございます。Bond-BBT MBAでも【MBA Challengeコース】という単科コースがございます。また、本科(MBA)コースの基礎科目6科目のみを集中して学ぶことができる【GCMコース】というCertificateのコースもございます。本科コース入学後に単位移行および取得単位分の学費減免もできますので、将来的なMBA取得を見据え、まずはこのようなコースから学びをスタートするというのもひとつの方法です。

MBAの学習内容とビジネススクールによる違い

MBAプログラムの学習内容

MBAプログラムでは、ファイナンス、アカウンティング、マーケティング、組織論、経済学、統計学、戦略論など、経営に関する必須知識を体系的に学習します。これらの基礎的な部分は、世界レベルでほぼ標準化されており、ビジネススクールによってレベルや内容に大きな差はありません。

また、最近では、ビジネススクールの講義エッセンスをまとめた書籍なども数多く発刊されており、各スクールで教えられている内容は、単なる知識レベルでの学習であれば書籍からでも学習可能です。

ビジネススクールそれぞれで工夫されたカリキュラム

ビジネススクールで学ぶ本当の価値は、そこで得られる「経営知識」だけにあるのではありません。数多くのディスカッションや実際の企業分析・フィールドワーク等、厳しいトレーニングを重ねる事で、学んだ知識を「実践力」へと昇華させていくことができることに価値があり、その訓練の場がビジネススクールなのです。

実際の企業事例を取り上げ、「あなたがこの会社の経営者だったらどう判断するか」という前提で、講師・学生でディスカッションを行う「ケースメソッド」、チームごとに実際存在する企業の仮想コンサルティングを行うプロジェクトなど、ビジネススクールはそれぞれ工夫を凝らした学習方法を提供しています。またMBAプログラムの基礎科目に加えて、カリキュラム全体を通じて起業家教育に力点をおいた教育を行ったり、豊富な実務経験を持つ講師陣を揃えたりすることで、アカデミックに偏らない実践的な教育を行うなど、各スクールで差別化を図っています。

つまり、共通して学ぶことができる内容に加え、学ぶビジネススクールによって特に鍛え上げることができる力が変わってくると言うことができます。

MBA取得のプロセスの中で学ぶことができる体系的な経営知識、そしてMBAという学位自体にも当然大きな意味があります。しかし、それ以上に皆様がご自身の目指されるもの(キャリアアップ、起業、仕事で直面している問題の解決など)に近づくためにどのような力をMBAプログラムの学びの中で身に付けていきたいか、鍛え上げていきたいかという視点が、ビジネススクール選びでは必要不可欠です。実践の場で成果を上げることができなければ、せっかくの学びやMBAの学位も、宝の持ち腐れになってしまうでしょう。

戦略的にご自身に必要な力を鍛え上げていくこと。それによってご自身の価値を磨き上げていくこと。それが、MBAホルダーが増えていく中でご自身を差別化していくことにもつながっていきます。

そもそもMBA(経営学修士)とは何なのか?その疑問にお答えします。MBA取得のご検討を始められたばかりの方はご参照ください。

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