[テーマ]情報調査の仕組み
　[講　師]上野 佳恵　

情報調査は、課題解決に必要不可欠なプロセスの一つであり、ビジネスパーソンにとって必須のスキルである。
「情報調査の磨き方」（３回シリーズ）では、情報調査力をブラッシュアップするために必要な考え方を、
�@情報調査の位置付けと仕組み
�A基本情報源の紹介と使い方のポイント
�B情報調査のプロセス・まとめ方・見せ方、
を講義致します。
講師はマッキンゼー・アンド・カンパニーなどでリサーチ業務に精通し、2004年から有限会社インフォナビ代表を務める上野佳恵が務めます。

　[テーマ]ビジネス情報ニーズと基本情報源
　[講　師]上野 佳恵　

ビジネス活動の基本である問題解決行動を跳び箱運動に例えると、最初に起こる助走の部分が情報調査になる。
多種多様な情報が入手できる現代では、調査者の興味がある部分に偏った情報を収集するのではなく、
越えるべき障害に適した量と質の情報を適切なツールで分析できる情報調査力が事業活動には欠かせない。
情報調査力を磨く第２回は、実際に企業が行っているリサーチ行動の傾向を分析し、
前回で明確にした「調べるサイクル」の実践に必要となるビジネス情報ニーズの整理と、基本の情報源を整理して紹介する。

　[テーマ]情報の見方・使い方
　[講　師]上野 佳恵　

情報が氾濫する現代社会で必要な情報を選択して使いこなすのは、容易なことではない。
簡単に入手できる情報を信じてしまうと、企業にとって致命的な問題を引き起こすこともあるので、細心の注意を払う必要がある。
心しなければいけないのは、情報調査力を強化するための近道はないということだ。
第１回で紹介した「調べるサイクル」を順序よく回して、
調査目的に即した正確な情報を得、分析し判断して自らの意見を出せるようにならなければいけない。