【第1回】 フロー経営 [テーマ]天外伺朗のフロー経営
“燃える集団”をつくるフロー経営 [講 師]天外 伺朗 2003年4月、ソニーは2期連続の減益決算見通しを発表し、同社のみならず同業他社まで巻き込んだ株価下落を招き、ソニーショックと呼ばれた。元ソニー役員である講師の天外伺朗氏は、決算数字として表れた決定的な異変を目の当たりにして、創業期以来のフロー経営が失われつつあるという確信を抱くに至る。フローと言われる自由闊達な燃える集団があってこそ、初めてソニーらしい先進的商品が生まれる。もともと日本企業はフロー経営をする資質を備えていると説く氏は、脳科学理論も加えて持論を広く展開した。 |