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BPUビジネス講座
【BPUビジネス基礎講座 戦略立案のための分析の技術 全12回】
<講座の目的>

【カリキュラム】
番組内容放送日時
関連資料
[要ID&Pass]
【第1回】 ビジネス基礎講座戦略立案のための分析の技術01

 [テーマ]戦略立案/問題解決の一般プロセスを理解する
 [講 師]後 正武 

戦略立案の一般プロセス(目的・課題の認識、課題分野の明確化、現状の分析・把握、診断、解決等の検討、実行プログラム、実施)について詳しく解説していきます。まず、戦略立案の一般プロセスの全体像と一般のプロジェクト・チームが陥りがちな問題点を解説します。次に、戦略立案の一般プロセスにおける各論をご紹介します。ここでは、イッシュー・ツリーからワークプランへの概念図や、ワークプラン(ガントチャート)の展開方法、現状分析・把握のための4つのC(Competitor、Company、Customer、Channel)等、重要な概念や方法について総論として解説していきます。

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【第2回】 ビジネス基礎講座戦略立案のための分析の技術02

 [テーマ]課題解決への取り組み(イッシュー・ツリー)を考える
 [講 師]後 正武 

まず初めに、イッシュー・ツリー(Issue tree)の作り方を解説します。ここでのポイントは、イッシュー(争点)を整合性のとれたモレなく重複しない2つ以上のサブ・イッシューに分解することです。イッシューに分解する際は、複数の方法と視点があることに注意してください。その中から最も有効で効果的な分け方を見つけだして展開していきます。

次に、イッシュー・ツリーに従って、具体的な作業プランに落とし込む方法を解説します。ここでは、考え方を理解するのみではなく、実際に使えるように皆様の身近な問題や現在直面している問題をイッシュー・ツリーで考えてみると良いでしょう。

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【第3回】 ビジネス基礎講座戦略立案のための分析の技術03

 [テーマ]「分析」の意義と手法を理解する
 [講 師]後 正武 

「分析」とはいったい何なのでしょうか・・・。まず初めに、化学で用いられる「分析」と社会科学で用いられる「分析」の違いを確認します。分析は「技術」であるということの意義を良く理解してください。

次に、課題解決・戦略立案プロセスにおける「分析」の位置づけについて解説します。ここでは、分析における9つの視点(1.大きさを考える、2.分けて考える、3.比較して考える、4.時系列を考える、5.バラツキを考える、6.プロセスを考える、7.ツリーで考える、8.不確実なものを考える、9.人の行動・ソフトの要素を考える)を提示し、次回以降の総論を解説します。

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【第4回】 ビジネス基礎講座戦略立案のための分析の技術04

 [テーマ]分析の基本(1):「大きさを考える」
 [講 師]後 正武 

分析を行う上での基本的な4つの視点(1.大きさを考える、2.分けて考える、3.比較して考える、4.時系列を考える)のうち、最初の視点である「大きさを考える」について学びます。主に次の3つの項目について考えていきます。

(1)全体像を正しく認識する
(2)数字で表す(工夫する)
(3)大きさのコントロールを考える
ここでのポイントは、取り組むべき課題や対象が何であるかを正しく認識し、全体像の中での位置づけを見失わないように心がけることです。この点を意識せずに分析を行うと目に見えやすい部分や表面的な分かりやすい部分のみに目を奪われ、問題の本質を見失うことがあります。 次に、大きなものや抽象的なものを考える場合の「数字で表す工夫」について解説します。

最後に、実務に活かすために大きさの持つ性質を知って活用するための考え方「大きさのコントロールを考える」について解説します。
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【第5回】 ビジネス基礎講座戦略立案のための分析の技術05

 [テーマ]分析の基本(2):「分ける」
 [講 師]後 正武 

分析を行う上での基本的な4つの視点(1.大きさを考える、2.分けて考える、3.比較して考える、4.時系列を考える)のうち、今回は、「分けて考える」ということについて学びます。

前回学習した「大きさを考える=(全体像と部分の位置づけ)」を意識し、ここでは、どのように分けたらよいかについて考えていきます。ここでは主に次の方法が挙げられます。

(1)たし算(同質のもの)と引き算(その他)で考える
(2)掛け算で考える(異質なものの組み合わせ)
(3)軸を考える
(4)枠組みを考える
ここでの注意点は、洩れなく、重複することなく分けるのみではなく、マネジメント・インプリケーションを考えて分ける(分け方を工夫する)ことが重要です。

次に、「多元の要素を分析する」ということについて考えていきます。ここでは一元の要素のみで考えるのではなく2元や3元の軸で考えてみます。

最後に二元のものを一元にする(割り算)の視点について補足します。
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【第6回】 ビジネス基礎講座戦略立案のための分析の技術06

 [テーマ]分析の基本(3):「比較する」
 [講 師]後 正武 

分析を行う上での基本的な4つの視点(1.大きさを考える、2.分けて考える、3.比較して考える、4.時系列を考える)のうち、今回は、「比較する」ということについて学びます。

ここでは、比較することの意義と比較する際の注意点や方法論について学びます。主に次の3つの項目について考えていきます。

(1)アップル・ツー・アップルで比較する(比較の対象を揃える)
(2)比較するための枠組みを考える
(3)指標を考える
比較する際のポイントは、比較の対象を揃える(同じもの同士を比較する)ことです。また、異質なものを比較する際も、共通の指標で比較するこが重要です。今回学習した比較の際の考え方は日常の様々な意思決定でも役立ちます。日ごろから意識して、実践されると良いでしょう。
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【第7回】 ビジネス基礎講座戦略立案のための分析の技術07

 [テーマ]分析の基本(4):「時系列/変化を考える」
 [講 師]後 正武 

分析を行う上での基本的な4つの視点(1.大きさを考える、2.分けて考える、3.比較して考える、4.時系列を考える)のうち、今回は、「時系列/変化を考える」ということについて学びます。

ここでは、主に次の5つの項目について考えていきます。

(1)時間の意義を考える
(2)大きな流れ・変化を読む
(3)変曲点に着目する
(4)繰り返し現われるパターンを読む
(5)未来を予測する
大きな時間の流れから要素の変化のトレンド(傾向)をつかむ際は、比率化、移動平均、季節修正等、加工した指標が有効です。また、基点の取り方についても注意が必要です。さらに、背景となる要因と共に考えることも重要です。時系列で考える場合、変化の持続の要素(繰り返しのパターン)と断絶の要素(変曲点)の違いを意識して考えてみましょう。
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【第8回】 ビジネス基礎講座戦略立案のための分析の技術08

 [テーマ]分析の応用(1):「過程・プロセスを考える」
 [講 師]後 正武 

第4回から第7回までは、分析を行う際の基本的な4つの視点について学んできました。今回から2回(第8回から第9回)にわたって、分析の応用・展開の3つの視点について解説します。

1.過程・プロセスを考える(今回学習します)
2.バラツキを考える(第9回前半で学習します)
3.ツリーで考える(第9回後半で学習します)
今回は、「過程・プロセスを考える」について考えてみます。主な項目は、次の2つです。
(1)過程/プロセス(広義)の意義と分析の例
(2)ビジネス・システムの話
ここでは、課題を分析する際に、何が問題となっているかを一連のプロセスに着目し、洩れなく合理的に考察する方法を学びます。次に、物流の考え方(3R:Reduce、Rebalance、Redesign)から出てきたビジネス・システムの考え方を組織論にあてはめて考えてみます。

最後に、もう一つの視点として、ビジネス・システムを検討するにあたっての3つの基本的なアプローチ(Fix、Balance、Redesign)について解説します。
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【第9回】 ビジネス基礎講座戦略立案のための分析の技術09

 [テーマ]分析の応用(2):「バラツキを考える」/(3):「ツリーで考える」
 [講 師]後 正武 

前回に引き続き分析の応用・展開の3つの視点について解説します。

1.過程・プロセスを考える(第8回で学習しました)
2.バラツキを考える(今回学習します)
3.ツリーで考える(今回学習します)
今回は、「バラツキを考える」、「ツリーで考える」について考えてみます。主な項目は、次の6つです。
(1)二元のバラツキ
(2)経営におけるバラツキの取り扱い
(3)バラツキと管理
(4)ロジック・ツリー=イッシュー・ツリー
(5)ディシジョン・ツリー
(6)プロフィット・ツリー
「バラツキを考える」では、分布図やグラフを見る際の注意点について学習します。同じような平均値でもバラツキの度合いが異なれば意味は大きく違うことを理解してください。

「ツリーで考える」では、まず、大きな枠組みを考え、モレ無く重複の無いように部分を捉えることが重要です。
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【第10回】 ビジネス基礎講座戦略立案のための分析の技術10

 [テーマ]不確定なもの・あやふやなものを考える
 [講 師]後 正武 

前回までは分析を行う際の基本的な4つの視点(第4回から第7回参照)と分析の応用・展開の3つの視点(第8回から第9回参照)について学んできました。今回から2回にわたって、分析を行う際に考慮すべきファジーの要素について解説します。

1.不確定・あやふやなものを考える(枠組みを考える)(今回学習します)
2.人の行動・ソフトの要素を考える(第11回で学習します)
今回は、「不確定・あやふやなものを考える」について考えてみます。主な項目は、次の3つです。
(1)人間の頭脳の非線形能力
(2)経営と科学
(3)不確定なものに対するメカニズム
ここでは、分析を行う際の不確実な部分をどのように捉え、取り扱うかについて考えていきます。人間の非線形な思考(直感による思考/勘による判断)は、欠点ではなく、人間の優れた能力として捉えて正しく活用し「決断」することの必要性について学びます。
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【第11回】 ビジネス基礎講座戦略立案のための分析の技術11

 [テーマ]人の行動・ソフトの要素を考える
 [講 師]後 正武 

前回に引き続き分析を行う際に考慮すべきファジーの要素について解説する。

1.不確定・あやふやなものを考える(枠組みを考える)(第10回で学習しました)
2.人の行動・ソフトの要素を考える(今回学習します)
今回は、「人の行動・ソフトの要素を考える」について考える。主な項目は、次の4つ。
(1)人/人の行動自体が分析の対象そのものである
(2)人間のもと多面性を理解して、有効な切り口を考える
(3)人間の持つ主体性・能力を活用する
(4)先人の知恵や諸学問分野を総合的・有機的に活用する
ここでは、今までに学習した知識や経験などあらゆるものを活用し、分析にどのように応用していくかを解説し、ソフトの要素を分析する際の理論やフレームワークも紹介する。
講義資料(PDF)
【第12回】 ビジネス基礎講座戦略立案のための分析の技術12

 [テーマ]まとめ「分析と実務」
 [講 師]後 正武 

最終回の今回は、今までの講義のポイントをまとめる。ポイントを整理しながら解説し、不十分な学習項目は、下記を参考に再度学習することを勧める。

1.分析の意義を理解する(第3回)
2.分析の手法を理解する(基本:第4から7回、応用:第8・9回、ファジーの要素:第10・11回)
3.分析を実地に活用する(第1・2回)
最後に、何のために分析をするのかということを再確認し、問題解決志向を心がけてもらいたい。また、課題解決プロセスにおける分析の位置付けを忘れずに、今後は実践の中で活用されることを期待する。
講義資料(PDF)

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