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BPUビジネス講座
【BPUビジネス基礎講座 アカウンティング --入門編-- 全6回】
<講座の目的>

【カリキュラム】
番組内容放送日時
関連資料
[要ID&Pass]
【第1回】 ビジネス基礎講座アカウンティング --入門編-- 01

 [テーマ]会社を表す会計の数字 --B/SとP/Lの関係--
 [講 師]高田橋 範充 

はじめに、本講義の目的と第6回までの簡単な構成をお話します。ここでは、会計システムの構造と会計の構造について解説します。

最初のポイントは、企業における財務情報を作成する立場ではなく、どのように情報として理解し、ビジネスの中で役立てていくかということを理解してください。

次に、アカウンティングを理解する上で重要な考え方の一つであるフローとストックについて解説します。ここではまず、インターネットを利用して企業情報を収集する2つの方法についてご紹介します。具体的には、EDINET(http://info.edinet.go.jp/InfoDisclosure/main.htm)を利用する方法と各社のホームページ上で公開されているIR情報を利用する方法について、自動車産業、家電メーカー、製鉄業、流通業などで主要な企業の実際の数値を取り上げながら財務情報の大枠の見方について解説します。

さらに、損益計算書と貸借対照表の関係から、フローとストックの意味と関係について簡単な財務諸表を例に解説していきます。

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【第2回】 ビジネス基礎講座アカウンティング --入門編-- 02

 [テーマ]会計が何を表すべきか --時価と原価の相克--
 [講 師]高田橋 範充 

前回、後半で解説したフローとストックの関係の理解を深めるために会計の歴史について簡単に触れておきます。ここでは、複式簿記の2重性の意味と時価評価、原価評価の問題について、理解してください。

まず、複式簿記機構(勘定系の発達)がどのように発達してきたかということと収支記録にもとづく利益計算の方法(動態論)について解説します。次に、それとは別の流れとして発達してきた利益計算の手段としての時価による財産目録(静態論)について解説します。ここでは、簡単な計算例として、貸借対照表と損益計算書の関係、表示方法を一つ一つの手順ごとに説明します。以降の講義では、結果のみを表示して解説しておりますので、流れや手順については、今回の講義で十分に理解してください。

最後に、20世紀以降の「情報」としての財務諸表について解説します。ここでは、時価と原価における2つの側面の関係と従来から変化していないベースとなる考え方を理解してください。

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【第3回】 ビジネス基礎講座アカウンティング --入門編-- 03

 [テーマ]収支の配分と利益 --財務諸表作成原理:資産--
 [講 師]高田橋 範充 

前回の講義では、伝統的な複式簿記(勘定系)の流れは、収支の流れをベースに「取得原価」で記録し、一部を時価として修正する方法で作成していることを学びました。

今回から2回にわたって、「実際の財務諸表はどのように作られているのか」ということについて考えていきます。

はじめに、総論としての「収支の流れと財務諸表」について解説します。次に、資産の評価方法について解説します。具体的には、棚卸資産の評価と費用処理、固定資産の費用処理と期末評価、繰延資産、金融資産の評価方法について解説します。

棚卸資産の評価方法では、先入先出法、後入先出法、平均法について具体的なれケースで考えていきます。固定資産の評価方法では、定額法、定率法について見ていきます。

最後に、金融資産の評価方法について解説します。

ここでの基本的な視点は、「収支の流れを資産・負債・資本・収益・費用にどのように配分していくのか」というところが主な論点になります。また、資産の中には、将来の費用を資産として一時的に計上している費用性資産(商品=棚卸資産、固定資産、繰延資産)の考え方についても押えて下さい。

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【第4回】 ビジネス基礎講座アカウンティング --入門編-- 04

 [テーマ]収支の配分と利益 --財務諸表作成原理:負債/資本/損益計算書--
 [講 師]高田橋 範充 

前回に引き続き、「実際の財務諸表はどのように作られているのか」ということについて考えていきます。そのうち、今回は、「負債/資本/損益計算書」について見ていきます。

はじめに、前回までのまとめを行います。ここで前回までの議論を簡単に整理し、理解を深めてください。

次に、負債を3つの種類に分けて詳しく見ていきます。

1.商品・役務の購入に関する債務
2.資金不足を補うための債務
3.将来の支出を現時点で費用として認識するための負債
ここでは、修繕引当金を例に解説しますので、その考え方を理解してください。

後半では、資本の部の表示を確認したあと、貸借対照表の科目配列方法、表示区分と損益計算書論として費用と収益の認識原則(発生主義の原則・実現主義の原則)、費用収益対応の原則と損益計算書の表示区分について解説します。

ここでは、貸借対照表、損益計算書の構造を理解するうえで必要な具体的な区分などについて解説しますので、財務諸表の見方として十分に理解してください。
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【第5回】 ビジネス基礎講座アカウンティング --入門編-- 05

 [テーマ]会計制度と財務諸表
 [講 師]高田橋 範充 

今回は、会計システムの構造「収支の流れ→利益計算→情報」について、法規制の側面から見ていきます。

はじめに、商法会計と証券取引法会計について、その目的とディスクロージャーの側面から解説します。

ここでは、それぞれの規定の違いのみに注目するのではなく、それぞれの考え方や主旨の違いを理解することで、結果として求められるものが違ってくるということを理解してください。

次に、連結財務諸表と中間財務諸表の考え方について見ていきます。ここでは、企業を単体として捉えるのではなくグループとして企業集団全体の財務諸表により情報を開示することの意義と具体的な方法について解説します。個別財務諸表との違いを十分に理解してください。

最後に、キャッシュフロー計算書について解説します。ここでは、キャッシュフロー計算書の意義と構造について理解してください。

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【第6回】 ビジネス基礎講座アカウンティング --入門編-- 06

 [テーマ]財務諸表分析
 [講 師]高田橋 範充 

最終回の今回は、財務諸表分析について解説します。はじめに、これまでのまとめを行います。次に、財務諸表分析の指標を見る前にB/SとP/Lの関係と流れを確認します。

今回の主な学習項目は、株主(自己)資本当期純利益率(ROE:Return On Equity)と総資産(総資本)経常利益率(ROA:Return On Asset)、収益性分析、効率性分析、安全性分析です。ここでは、単純に計算式を暗記するのではなく、各指標の意味と関係について深く理解してください。

最後に、日産の財務諸表をもとに、実際の数値を用いて計算例を示しながら解説していきます。『ビジネス基礎講座 アカウンティング --事例分析編--』では、頻繁に使われる財務指標となりますので、ここで十分に理解できるよう復習してください。実際に公開されている財務諸表を用いて計算練習をしてみてもよいでしょう。

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