番組内容 | 放送日時
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【第1回】 ゼロからつくるビジネスモデル 01 [テーマ]事業創造のサイクル [講 師]井上 達彦 本番組は、ビジネスチャンスとアイデア創出は同じコインの裏表の関係にあることを念頭に、アイデアを重視したビジネスモデルづくりの技術習得を目的として5回で解説する。モデルづくりのコツは、分析・発想・試作・検証を小さく・速く・賢く回すことと言えよう。大胆な発想を可能にするホワイトスペースを残しながら仮設を検証することができるからだ。番組構成も写真やイラストを使いながら自由な構想を促す場面を多用する。さらにモデルづくりの基本アプローチを3つ挙げ、ステップごとの具体的手法例にも触れる。 | − | 講義資料() 更新日:2021/5/13 |
【第2回】 ゼロからつくるビジネスモデル 02 [テーマ]戦略分析アプローチ [講 師]井上 達彦 シリーズ2回目は、技術・製品で企業の長期的な付加価値創造を最大化するためのイノベーションを構築する技術を学ぶ。製品開発とビジネスモデルづくりの違いを理解した上で、分析ツールの王道であるクロスSWOTを活用してファクトやデータを「強み」と「機会」で掛け合わせる。次いで、幅広くアイデアを発想しながら戦略分析アプローチを組み上げていく。事例として、眼鏡づくりをコアビジネスとするJINSが、「JINS MEME」によって蓄積した基礎生体データを基に事業モデル拡大を模索するプロセスを挙げる。 | − | 講義資料() 更新日:2021/6/8 |
【第3回】 ゼロからつくるビジネスモデル 03 [テーマ]顧客洞察アプローチ [講 師]井上 達彦 シリーズ3回目は、ビジネスモデルづくりの3手法のうち2番目の顧客洞察アプローチについて解説する。前回の戦略分析アプローチは、主にロジックやデータをベースに組み上げていったが、今回は顧客観察を徹底し、いかに共感を得られる顧客価値を発見するかに重点を置く。主な事例として、文具メーカーのコクヨがどのような開発経過を経て「しゅくだいやる気ペン」を世に出すに至ったかを検証する。アイデアから発展させた当初コンセプトが真に家庭のニーズにマッチしていないことに気付いたところから全てが始まった。 | − | 講義資料() 更新日:2021/6/18 |
【第4回】 ゼロからつくるビジネスモデル 04 [テーマ]パターン適合アプローチ [講 師]井上 達彦 シリーズ4回目は、ビジネスモデルづくり3手法の3番目、パターン適合アプローチを解説する。世界的規模に成長した大企業でも、他社モデルの模倣からスタートした例は枚挙にいとまがない。海外企業や異業種など一見、自社に関連のない遠いビジネスモデルにこそお手本が隠れているものだ。それを見抜くには、視野の広さと多様さを兼ね備えた鋭い観察力が欠かせない。良い模倣とは、他者手法の本質として存在する見えない部分を抽象化し、それを自社に具体化・適用することでイノベーションに結び付けることと言えよう。 | − | 講義資料() 更新日:2021/7/6 |
【第5回】 ゼロからつくるビジネスモデル 05 [テーマ]使い分けと組み合わせ [講 師]井上 達彦 シリーズ最終回では、これまでの各アプローチをいかに効果的に使い分け、組み合わせてビジネスモデル創出を実現するかを解説する。まず留意したいのは、それぞれの強みと弱みをよく理解することである。その上で、どのアプローチを軸にすれば競争優位を築けるかを十分議論することが重要だ。事例として、農林業者を主な顧客としてきた米国オレゴン州の地方銀行、UMPQA(アンプクア)銀行を取り上げる。顧客から好評を博し、従業員も自社を誇りとするほどビジネスモデルの大変革を成し遂げたプロセスを追う。 | − | 講義資料() 更新日:2021/7/19 |