ビジネス・ブレークスルーHOMEへ | 会社概要 | BBTサービス一覧 | サイトマップ | BBTサイトについて | お問い合わせ一覧

BBT番組紹介
【地政学入門】
<講座の目的>

【カリキュラム】
番組内容放送日時
関連資料
[要ID&Pass]
【第1回】 地政学入門 01

 [テーマ]地政学の考え方
 [講 師]茂木 誠 

もし始発電車に一番乗りしたなら、あなたはどこの座席に座るだろうか。真ん中はきっと少数派だろう。空いている場所が端から埋まりやすいのは、他人からできるだけ自分の身を守りたい、われわれの本能らしい。生き物はみな日々サバイバルに直面している。地球上で特定の場所に位置する、人間の集団である国家もまた、地の利を考え、生き残りを懸けて闘争している。こんにちの国際紛争を地理的条件から読み解き解説する地政学入門、全12回の当シリーズ、講師には駿台予備学校世界史講師の茂木誠氏を迎える。

講義資料()
 更新日:2020/7/20
【第2回】 地政学入門 02

 [テーマ]ランドパワーとシーパワー
 [講 師]茂木 誠 

時は19世紀、潮流の速いドーバー海峡に大陸側を守られ、南アフリカやインドへ触手を伸ばすイギリスに倣い、凍らない港が欲しいロシアは、黒海から地中海へと南下を画策するも、遡上した英国にクリミア戦争で大敗。気分一新でアジアに目を向けるも、インドから先手を打った英国がアフガン戦争。諦めて極東に出たら、英国が日本を取り込んだ日露戦争でまさかの撃沈。うなだれたロシアの足元には陸地が広がっていた。当シリーズ第2回目は、地政学において最も重要な概念となるランドパワーとシーパワーを解説していく。

講義資料()
 更新日:2020/7/20
【第3回】 地政学入門 03

 [テーマ]アメリカと中国
 [講 師]茂木 誠 

都市封鎖や国境制限の段階的解除が世界各地で進み、ようやく落ち着いてきた感のある新型コロナウイルス感染。話題はワクチン開発競争や発生源の究明に移りつつあるが、WHO(世界保健機構)を巻き込んで、またもやアメリカと中国が角突き合わせている。経済にしろ、軍事にしろ、何かにつけ激しくぶつかりやすい両国。いったい何がそうさせるのか。当シリーズ第3回目は、二つの大国が内包するランドパワーとシーパワー、政権の変遷に伴う関係性を考察していく。

講義資料()
 更新日:2020/7/20
【第4回】 地政学入門 04

 [テーマ]朝鮮半島
 [講 師]茂木 誠 

やれ従軍慰安婦だ、徴用工だと、事あるごとに歴史問題を蒸し返す韓国。実験と称し、気ままに日本海へ弾道ミサイルを乱発する北朝鮮。日本のすぐ隣に位置する朝鮮半島には、私たちと似ているようでいて、相いれない民族性を発露する二つの国がある。悩ましいご近所付き合いを今後どうしていけばよいのだろうか。当シリーズ第4回目は、朝鮮半島の特徴や歴史、南北分断後の方向性などを解説していく。先般、耳目を集めた金正恩氏の雲隠れ騒動も別な側面が見えてくるかもしれない。

講義資料()
 更新日:2020/7/20
【第5回】 地政学入門 05

 [テーマ]ロシアと中国
 [講 師]茂木 誠 

北部はおおむね永久凍土に覆われ、人々の暮らしは南寄りに集中しているも、ユーラシア大陸の約4分の1を国土に持つ超大国、ロシア。東から中国、モンゴル、カザフスタン、西はバルト三国、フィンランドまで実に数多くの国と国境を接し、「隣人同士は敵対する」という地政学のセオリーに漏れず、あちこちでトラブルを抱えている。記憶に新しいクリミア半島侵攻などヨーロッパ編は次回に譲り、当シリーズ第5回目は、ロシアのアジアにおける振る舞いを、中国との関係にフォーカスして見ていく。

講義資料()
 更新日:2020/7/20
【第6回】 地政学入門 06

 [テーマ]ロシアとウクライナ
 [講 師]茂木 誠 

もとは同じキエフ公国だったロシアとウクライナ。13世紀のモンゴルによる占領で、モスクワ公は同国に朝貢し、ウクライナ地域はポーランド支配下に入った。15世紀に両者とも独立するが、18世紀にロシアの女帝エカチェリーナ2世がウクライナを制圧し、モンゴル帝国の生き残りだったクリミアを併合。同地にロシア人を入植させ、軍港を建設し、黒海艦隊を創建したことが、こんにちのクリミア問題の元凶となった。当シリーズ第6回目は、ヨーロッパや米国に対するロシアの振る舞いを、ウクライナとの関係から解説していく。

講義資料()
 更新日:2020/7/20
【第7回】 地政学入門 07

 [テーマ]EUとイギリス
 [講 師]茂木 誠 

潮流の速いドーバー海峡は100万の軍隊に匹敵すると言われ、大陸からの侵略や隣国とのいさかいに煩わされることのなかった島国、イギリス。小国ひしめくヨーロッパにありながら、われ関せずと、世界各地へ旺盛に植民地を開拓していった典型的なシーパワー国家だ。第2次世界大戦後やむなく欧州の仲間に加わったが、結局今年脱退した。シリーズ第7回目は、大国アメリカや中国に対抗すべく一致団結して経済国家を形成するEU(欧州連合)と、独立自尊志向イギリスの、これまでの関係や今後の行方を見ていく。

講義資料()
 更新日:2020/7/20
【第8回】 地政学入門 08

 [テーマ]サウジアラビアとイラン
 [講 師]茂木 誠 

オイルマネーと宗教解釈を巡って、寄ると触るとむごたらしい争いを繰り広げている印象ばかりが先立つ乾燥地帯、中東。民族はアラブ人とイラン人、トルコ人。宗教は言わずと知れたイスラム教国が大半で、9割方を占める経典重視のスンナ派と、イランを中心に偏在するムハマンド血統を神聖化するシーア派に二分される。大小20カ国近くが集まるにもかかわらず、「中東」とひとくくりにされがちな地域を、数回にわたって分かりやすく解説していく。シリーズ第8回目は、サウジアラビアとイランを取り上げる。

講義資料()
 更新日:2020/7/21
【第9回】 地政学入門 09

 [テーマ]トルコとシリア
 [講 師]茂木 誠 

第1次世界大戦さなかの1916年、アラブ人主体の中東地域を長年にわたって支配してきたオスマン帝国(トルコ)を、イギリスとフランス、ロシアで分割する密約が結ばれた。英の中東専門家と仏外交官の名を取って「サイクス・ピコ協定」と呼ばれる。複雑に入り乱れる民族や宗教派閥をなんら考慮せず、ざっと定規で引いたような国境線は、100年後のこんにちまで中東混迷の元凶となっている。シリーズ第9回目は、旧宗主国トルコと分化された側のシリアにフォーカスする。

講義資料()
 更新日:2020/9/23
【第10回】 地政学入門 10

 [テーマ]イスラエル
 [講 師]茂木 誠 

キリスト教やイスラム教の母体となるユダヤ教を信仰する人々は、ユダヤ人と呼ばれる。ノーベル賞受賞者を数多く輩出し、金融業や芸術分野等でもひときわ活躍が目覚ましい少数民族だ。約2000年前ローマ帝国に国を滅ぼされ、方々に拡散するも居場所を追われ、ようやくたどり着いたのが祖先の地だった。当シリーズ第10回目は、イスラエルとアラブ人が先住するパレスチナ、イスラム教各派が群雄割拠する中東において和平を主導するアメリカとの関係を整理していく。

講義資料()
 更新日:2020/9/23
【第11回】 地政学入門 11

 [テーマ]インド
 [講 師]茂木 誠 

半島国家にもかかわらず、ヒンドゥー教やイスラム教をはじめとする多宗教・多民族を内包し、欧州に匹敵する広さを持つもヒマラヤ山脈やチベット高原等に守られ、外敵から攻め込まれにくい場所に位置する国、インド。国連の2019年世界人口推計によれば、現在の約13億8000万はさらに伸び、2050年には世界1位となる勢いだ。日本や一人っ子政策が響く中国の逆三角形型を尻目に、人口構造は若年層が裾野を押し広げるピラミッド型を示している。シリーズ第11回目は、圧倒的なポテンシャルを持つインドを取り上げる。

講義資料()
 更新日:2020/9/23
【第12回】 地政学入門 12

 [テーマ]日本
 [講 師]茂木 誠 

日本海を挟んで中国大陸の隣にあるわが国は、小さな島国と捉えられがちだが、実際のところ、地図上でヨーロッパに重ねてみるとデンマークからスペイン辺りまでをカバーする。現在典型的なシーパワー国家として位置付けられるが、過去にはランドパワーが君臨した時代もたびたびあった。当シリーズ最終回は日本を取り上げる。やや趣向を変えて、古代縄文から現代に至る本邦の歴史を、シーパワーVSランドパワーとして地政学的見地から解説していく。

講義資料()
 更新日:2020/9/23

Copyright(c) BUSINESS BREAKTHROUGH