[テーマ]民泊の現状とポテンシャル
　[講　師]上山 康博　

人口減少による国内旅行客が頭打ちの中、インバウンドはここ数年で急増しており、「民泊・農泊」の需要も広がりつつある。民泊は本来、地域文化を感じながら地元住民と触れあう宿泊の意味を持つが、実態はほとんどが非合法で闇運営の現状だ。そこで政府は、住宅宿泊事業法（民泊新法）を整備、2018年６月より運用を開始する。本講座では、新法施行による旅行業界の転換期に注目し、講師を務める百戦錬磨代表取締役社長の上山康博氏が具体例を挙げながら情勢を分析、今後に向けた新たなビジネスチャンスを考察する。

　[テーマ]民泊・農泊を活用した地域活性化について
ゲスト：佐藤真衣氏（株式会社シェアウィング代表取締役シェア社長）
　[講　師]上山 康博　

日本の活力を上げるために地方創生が政策として打ち出され、中でも法律改正された民泊・農泊の注目が高まっている。農泊というと農家民泊のイメージだが、農林水産省が掲げる概念は、地域の文化体験や住民と交流をしながら滞在することで、宿泊施設は住宅、社寺、地元の施設等を利用する。本講座では特に地方での農泊ビジネスを中心に、講師が運営する「百戦錬磨」の試みや地域の取り組みを解説。後半は、実際に地方で成功している「シェアウィング」の佐藤真衣氏を招き、「お寺ステイ」等、ユニークな事業を紹介する。