番組内容 | 放送日時
| 関連資料 [要ID&Pass] |
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【第1回】 CEO・CFOのリスクマネジメント 01 [テーマ]イントロダクション
〜リスクの海の航海日誌〜 [講 師]近藤 章 国境を越えて経営資源が動くグローバル世界の中、企業を取り巻くリスクは多様化・複雑化している。 本シリーズでは、最高経営責任者(CEO)や最高財務責任者(CFO)が、いかに発生し得るリスクを予測し、対処していくかを考える。リスクマネジメントのスペシャリストで海外勤務経験も豊富な国際銀行取締役の近藤章氏が講師を務め、第1回は、氏の体験を「航海日誌」に模して振り返る。企業発展のために一定のリスクは取りつつも、経営者は過去や他社の事例に学び、悪影響を及ぼす事業環境へ備えたいと説く。 | − | 講義資料() 更新日:2015/12/16 |
【第2回】 CEO・CFOのリスクマネジメント 02 [テーマ]財務・会計リスク
〜日本企業の経理・財務部門の現状と課題〜
ゲスト:石田 正氏(カルビー株式会社 常勤監査役/公認会計士) [講 師]近藤 章 番組2回目は、国際的企業会計業務に精通した公認会計士、石田正氏を迎え、日本企業の財務・会計リスクについて論じる。日本のCFO(最高財務責任者)は「Score Keeper」といわれ、財務諸表等の作成のような定型的業務を行う部門のみを統括する場合が多く、外国に比べて担当領域が狭過ぎる。世界では、CEO(最高経営責任者)が進める経営戦略を経理・財務面から支え、「Value Integrator」として、予算管理系の管理会計や定型業務系の財務会計などを一体運用し、企業リスク管理に資する戦略策定を担うのが常識だ。 | − | 講義資料() 更新日:2016/1/13 |
【第3回】 CEO・CFOのリスクマネジメント 03 [テーマ]法務リスク
〜海外事業展開とリーガル・リスク〜
ゲスト:国谷史朗氏(弁護士法人大江橋法律事務所 代表社員/弁護士) [講 師]近藤 章 シリーズ3回目は、弁護士の国谷史朗氏をゲストに招き、海外事業展開での法務リスクとして、カルテル行為と贈収賄行為を採り上げる。世界では米国主導で、高額の懲罰的課徴金をカルテルに課す法制度がつくられ、自国以外の行為にも適用する域外適用も一般的である。贈収賄行為では、従来慣習的に必要とされた中国や東南アジア地域でも摘発される企業が増えてきた。企業は、カルテルや贈収賄行為を防止するための制度を社内に構築するとともに、経営トップからも、制度を確実に順守していく考えを明確に発信したい。 | − | 講義資料() 更新日:2016/2/18 |
【第4回】 CEO・CFOのリスクマネジメント 04 [テーマ]税務リスク
〜国際タックスプラニングの実務〜
ゲスト:加本 亘氏(ホーガン・ロヴェルズ法律事務所外国法共同事業 パートナー/弁護士) [講 師]近藤 章 シリーズ4回目は、税務リスクを取り上げる。所得をどこの国から得ているかに関係なく国内居住者・法人に対して税を課す全世界所得課税主義を採る日本は、法人税が諸外国に比べ非常に高い国の一つだ。企業活動において、原価コストの削減対策と同じく税金削減方策は重要課題となる。国境を越えたビジネスが日常となった現在、国内課税・国外課税をともに最小化する必要があるだろう。 今回は、この二大命題を同時に達成する国際タックスプランニング(節税計画)を考察していく。 | − | 講義資料() 更新日:2016/3/16 |
【第5回】 CEO・CFOのリスクマネジメント 05 [テーマ]ITリスク
〜金融サービスとICTリスク〜
ゲスト:木下信行氏(元 日銀理事/アフラック シニアアドバイザー) [講 師]近藤 章 第5回目は、ITリスクとして金融サービスとICT(情報通信技術)リスクを取り上げる。銀行における振り込みなどの決済サービスは、実際にお金が動くわけではなくデータベースの書き換えで行われている。預金残高の数字が入るDBサーバーは銀行のコア部分で、データ偽造やなりすましの外部侵入から守るため、巨費を投じて内部サーバー等で多層に塀を固めた立てこもり型になっているが、攻撃と防御のいたちごっこが続いている。 今回は、ICTの進展に伴う金融サービスのこれからの方向性とリスク管理を考察する。 | − | 講義資料() 更新日:2016/4/12 |
【第6回】 CEO・CFOのリスクマネジメント 06 [講 師]近藤 章
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