[テーマ]経営視点におけるビッグデータとは？その定義
　[講　師]鈴木 良介　

2011年以降、ＩＴ業界を中心に盛り上がりをみせる「ビッグデータ」というキーワード。文字どおり、膨大なデータを活用することだが、今後はＩＴだけにとどまらず、広く事業や社会システムに影響を及ぼす概念であるという。
本番組では、株式会社野村総合研究所でＩＣＴメディア産業コンサルティング部主任コンサルタントを務める鈴木良介氏を講師に招いて、ビッグデータの概要や最新事例、ビジネスでの活用や課題について学んでいく。第1回目は、定義や特性、注目度が高まってきた背景などを独自の視点を交えて解説する。

　[テーマ]海外事業者、国内事業者におけるビッグデータ活用事例
　[講　師]鈴木 良介　

社会のさまざまなシーンにおいて、よりパーソナルで、リアルタイムで、多面的な施策が求められる現代。事業に役立つ知見を導出するための「高解像」「高頻度生成」「多様・非構造」な特性を持つビッグデータは、世界で注目を集めている。
今回は、国内外の先鋭的なビッグデータ活用事例を紹介。販売促進や製品開発をはじめ、保守・メンテナンスの効率化や、違法決済などを取り締まるコンプライアンス、コスト削減を目指す社会インフラなど、多岐にわたる活用事例を解説する。

　[テーマ]ビッグデータの活用に向けた課題
　[講　師]鈴木 良介　

世界で注目が集まるビッグデータについて、これまで、定義や登場の背景、先鋭的な活用事例を紹介してきた。今回は、事業者がビッグデータを活用する際に直面する三つの課題と、その具体策を考察。さらに、データ活用を進めるステップと、データ売買の可能性について解説する。多量のデータ収集や高度な分析には大きな投資が不可欠だと考えがちだが、「ビッグ」という定義にとらわれる必要はなく、まずはコストの掛からない身近なデータ分析から始めればよい。なにより積極的に活用する姿勢を持つことが大切だと説く。